内部被ばくについて、自主的に学習し、周りの方々に広めていくための会
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2017年5月

5月例会のお知らせ2017年5月21日(日) 13:30~16:00(+1時間) 浦和コミュニティーセンター 南ラウンジDE(PARCO 9階)

[ 2017年5月21日; 1:30 PM to 4:30 PM. ] 5月例会のお知らせです。 日 時 5月21日(日) 13:30〜16:00(17:00まで延長の可能性あり)場 所 浦和コミュニティセンター 南ラウンジDE (浦和パルコ9階)参加費 会員の方300円    一般参加の方600円    高校生以下は無料 1.  浪江町森林火災について 2.  放射性物質排泄講座 春から夏 堀本秀生 3.  福島、東北・関東に広がる小児甲状腺がん 4.  高浜原発再稼動を許すな 現地からの報告 <休憩> 5.  食品の放射能汚染の最新情報 4月 6。 会員の意見交流(この部分はツイキャスはありません) ※この後、懇親会もあります。聞きたくてもみんなの前には聞けなかったことも質問できます。参加費、実費です。 ※諸事情によりプログラムが変更になる場合があります。 ※ 当日はツイキャス中継もしますので、会場に来れない方は是非、視聴参加ください。 http://twitcasting.tv/naibuhibakushim/show/ こちらでは、生中継の他、過去の動画を見ることも出来ます。 聞き逃した情報などもチェックしてみてください。 それでは、沢山のご参加をお待ちしています。   ※ 「内部被ばくを考える市民研究会」の新年度会員受付中です。 会員の特典   1 内部被ばくに関する会員同士の情報交換……メーリングリストへの参加、投稿 2 月1回の例会……会員の方 資料代300円、一般の方600円。ツィキャスでの動画配信もあります。 3 月1回の例会資料pdfのダウンロードサービス。新聞記事、原発関連の情報などを整理したもの。  ジャンル①東京第一原発の現状②核をめぐる問題③原発再稼動④内部被ばく⑤被災地 福島 4 月1回 内部被ばく通信 毎月6日発行 【内部被ばくを考える市民研究会 会員登録フォーム】 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdXLtsOxEIMBt3whoCEO4UH8hGj2_yQbRsspI3dle9MZmJZEg/viewform 【お問い合わせ】entry.naibu@gmail.com 内部被ばくを考える市民研究会事務局 内部被ばくを考える市民研究会

浪江町の森林火災は鎮火していないのではないか?(2) 2017年5月15日(月)

   浪江町の森林火災は鎮火していないのではないでしょうか。福島県が、毎日発表していた、「浪江町井手地区の林野火災現場周辺の環境放射線モニタリング状況等について」を、2017年5月13日(土)と14日(日)と発表しました。まさに、その2017年5月13日(土)は、前日、2017年5月12日(金)のダストモニタリングの結果が公表されるはずでした(毎日17時以降20時くらいまでにその前日のダストモニタリングが公表されていた。)。  その2017年5月12日(金)に、双葉町石熊公民館では、これまでのダストの最高値、25.47mBq/m3が観測されていたのです。本日、2017年5月15日(月)17時以降に初めて、福島県は、この事実を公表しました。双葉町石熊公民館でのダストは、 1.97(5/4)→7.63(5/8)→15.55(5/11) 5/11に鎮火と公表。ここで公表をお休み  →25.47(5/12)→0.48(5/13)→ND(5/14) と公表されています(第13報 2017年5月15日)。  一応、福島県、浪江町の発表では、2017年5月10日15時05分に鎮火したことになっています。鎮火後の5月11日の15.55への急上昇も不自然であり、また、更に25.47まで更に急上昇したことをあえて2日間も公表を延期したことも不自然です。  さらに、3ヶ所のダストモニタリングの数値を見ると、5月12日まではバラバラの動きをしているのに対して、公表をお休みした5月13日、14日の数値が3ヶ所ともまったく、一緒の動きというのは解せないです。データ改ざんの疑いがある、と言わざるを得ません。あえて推測すれば、鎮火が2017年5月10日ではなく、5月12日だったのならば、説明はつきます。福島県は生データを公表し、疑惑の払拭に努めるべきです。 双葉町石熊公民館 →25.47(5/12)→0.48(5/13)→ND(5/14) 浪江町やすらぎ館 →2.66(5/12)→0.42(5/13)→ND(5/14) 大熊町野上一区地区集会所 →0.48(5/12)→ND(5/13)→ND(5/14)  そもそも、火災発生から5日目の段階で、福島県は、ダストモニタリングの数値は、平成28年度の最高値、1.2mBq/m3未満だから、「通常の範囲」だと言い張ってきました(第1報~第3報)。それが、5月3日に浪江町やすらぎ荘で1.27mBq/m3と、平成28年度の最高値を超えたにもかかわらず、放射性物質の飛散はないと強弁してきました。  ところが、鎮火とされる5月10日の翌日に、これまでの最高値を超える、15.55mBq/m3を観測したことから、火災の影響を評価する、と立場を変えています。 「昨⽇(5⽉11⽇)における⼗万⼭近傍での⼤気浮遊じん(ダスト)のセシウム137の測定結果は、0.80〜15.55 mBq/m3の範囲でした(これまでの最⼤値は5⽉8⽇の7.63mBq/m3)。この原因については、現時点で判断することはできませんが、今後、これらのデータと林野庁主導で実施する動態調査の結果を踏まえ、有識者の意⾒を聞きながら、⽕災による周辺環境への影響の評価を⾏う予定です。」(福島県 空間線量モニタリング結果情報 2017年5月12日 21:32pm現在)  そもそも、北朝鮮の核実験で大気中にセシウム137が検出されたかどうかは、わかっていない。それは、東電 福島第一原発が日常的に放出しているセシウム137のほうが大きいから。北朝鮮の第3回核実験(2013年2月12日11:37am)の当日、群馬県の高崎CTBTでの観測結果は、セシウム137がやや高い、0.193mBq/m3。北朝鮮の第5回核実験(2016年9月9日 9:30am頃)の当日の、同セシウムは137は、ND(0.003mBq/m3未満)。第5回核実験前後で高崎CTBTで検出検出されたセシウム137の高いときは、0.057mBq/m3です。  浪江町の森林火災で、25.47mBq/m3が観測されたとは、日本国内で核実験をやったに等しいレベルではないか、と考えるべきです。これを放射性物質が拡散していない、と強弁することは、事実に反します。  この福島県双葉町で観測された、25.47mBq/m3が、原発事故当時に大気中に漂っていた、放射性物質の量と比較すると、なんと、高崎CTBTで原発事故直後の2011年3月17日や3月18日に観測された値に相当することがわかりました。ただし、高崎CTBTが題名でも断っているように、この観測結果は「粒子状放射性物質」だけであり、「揮発性放射性物質」を含めれば、その濃度はこれ以上になるでしょう。  東電 福島第一原発周辺に、セシウム137だけでも原発事故当時と同じレベル(ただし、群馬県高崎市)の放射性物質が飛散したのですから、「放射性物質は飛散していない」と言うのはやめるべきです。また、高濃度のセシウム137が付着しているところには、当然、ストロンチウム90やプルトニウムもある程度付着しています。福島県は、ダスト中のベータ線汚染とアルファ線汚染を公表すべきです。それが今後の健康被害につながる危険性があるからです。  読売新聞、福島民友はこの浪江町の森林火災で放射性物質は飛散していない、や「健康に影響はない」というデマ記事を謝罪し、事実を正しく報道すべきではないでしょうか。 浪江火災 12日で鎮火 放射線量変化見られず 読売 2017年5月11日朝刊 34面 大気中から0.015ベクレル検出 県「健康に影響ない」浪江の山林火災 福島民友 2017年5月12日            

緊急 浪江町の森林火災は鎮火していないかもしれない。日本全国、雨に注意。 2017年5月12日

 浪江町、井手地区十万山の森林火災は、2017年4月29日16:24出火から、5月10日15:05に鎮火と報道されていますが、鎮火していない危険性があります。  本日、福島県が発表した「浪江町井手地区の林野火災現場周辺の環境放射線モニタリング状況等について(第12報) 福島県危機管理部放射線監視室 福島県農林水産部森林保全課 2017年5月12日」では、双葉町石熊公民館のダストモニタリングが急上昇して、これまでの最高値 7.63の倍、15.55mBq/m3に上がっています。 他の2ヶ所のモニタリングポストでのダストも同様に、5月8日の最高値と同じレベルまで再度急上昇しています。  福島県の上記第2報(2017年5月2日)までは、以下のように書かれていました。「平成28年度に県が実施した発電所周辺環境モニタリング計画に基づく調査結果(ND~1.2 mBq/m3)の範囲内です。」2016年度は、最高でも1.2mBq/m3だったのです。それが森林火災で以下のようになりました。   5/1 5/2 5/3 5/4 5/5 5/6 5/7 5/8 5/9 5/10 5/11 5/12 単位:mBq/m3⑥ 双葉町石熊公民館  0.54→0.78→0.48→1.97→0.72→0.91→0.85→7.63→1.02→0.97→15.55→未公表⑤ 浪江町やすらぎ荘 非公表→0.81→1.27→1.84→0.83→0.38→1.11→3.59→1.32→1.09→3.13→未公表⑦ 大熊町野上一区地区集会所ND(不検出)→ND→ND→0.30→0.29→ND →0.35→1.35→0.31→0.57→0.80→未公表  これは、森林火災が鎮火していないということではないでしょうか。現時点で熊本で大雨警報が発令されています。全線を伴う、温帯低気圧が、これから明日にかけて九州→本州→東北へと日本列島を縦断しています。雨に当たらない。心配ならば、屋内でM95のマスクを着用もご検討下さい。  因みに、福島県は明日5月13日、あさって5月14日には「報告をしない」。5月15日(月)にまとめて報告する、とうそぶいています。許せません。事実は事実として公表すべきです。 浪江町井手地区の林野火災現場周辺の環境放射線モニタリング状況等について(第12報) 福島県危機管理部放射線監視室 福島県農林水産部森林保全課 2017年5月12日                           2017年5月12日 21:32pm                内部被ばくを考える市民研究会 川根眞也

内部被ばくを考える市民研究会 ー 熊本版 2017年5月5日(金・祝) 10時 熊本市 東部交流センター(東部環境工場)

[ 2017年5月5日; 10:00 AM to 12:00 PM. ] 内部被ばくを考える市民研究会 ー 熊本版  ゴールデンウィークに川根先生が熊本に来られることになりましたので、勉強会を開催します。 昨年は地震で開催できませんでしたが、今年は開催できることになって嬉しいです。 熊本では滅多にない、放射能に関する勉強会です。 ぜひご参加ください。 —— ※内部被ばくを考える市民研究会について 埼玉県の中学校で理科教師をつとめる川根眞也先生を代表とする市民有志による研究会です。 内部被ばくを考える市民研究会は、内部被ばくについて自主的に学習し、周りの方々に広めていくための会です。 http://www.radiationexposuresociety.com/ 川根先生は、現役の理科の先生です。 参加費は、一家族で500円です。 【日時】2017年5月5日(金・祝) 10時 【会場】熊本市 東部交流センター 〒861-8031 熊本県 熊本市東区戸島町2588-1 【主催】しんたに 真理

講演会『東京電力 福島第一原発事故と放射能 内部被ばくを避けるために』川根講演会 at さいたま市浦和 2017年5月2日 19時

[ 2017年5月2日; 7:00 PM to 8:30 PM. ] 講演会『東京電力 福島第一原発事故と放射能 内部被ばくを避けるために』川根講演会 at さいたま市浦和 2017年5月2日 19時  中学校の理科の教員が、この6年間、東京電力  福島第一原発事故と放射能について、調べ考えたことを報告します。  お話する内容は ・ 放射能の単位のお話~ベクレルとシーベルト~ ・ 外部被ばくと内部被ばく 年間1ミリシーベルトは安全か? ・ 日本の食品の安全性 ・ 福島第一原発からは放射能はもうでていないのか! ・ 関東地方に住み続けるための10ヶ条 を考えています。  東京都では足立区、埼玉県では三郷市、や八潮市がホットスポットと言われる地域です。  内部被ばくを研究している医師は、0.5または0.6マイクロシーベルト/時の放射線量下では、「奇形児を産む危険性がある、と発言しています。ウクライナの現地調査をした、食品と暮らしの安全基金の小若順一氏は、放射性セシウム 1.1ベクレル/kgくらいで、からだのさまさまな場所に痛みが出る、と報告しいます。また、放射性物質をからだから抜くことで、健康を取り戻せる、とも。  本当のことを知り、放射能と向き合いませんか? 【日時】2017年5月2日(火) 19:00pm~20:30 pm 【講師】  川根眞也 【会場】浦和コミセン 第6集会室(JR浦和駅東口 PARCO 10階) 【会費】無料 大人の方はカンパ 500円 【主催】放射能を考える会(川根眞也) 【問い合わせ】川根眞也 080-3086-1417       

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