内部被ばくについて、自主的に学習し、周りの方々に広めていくための会
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2012年4月

札幌市長、震災がれき受け入れ拒否「安全の保証ない」 2012年3月23日

札幌市長、震災がれき受け入れ拒否「安全の保証ない」 朝日新聞 2012年4月5日 朝刊  東日本大震災で発生したがれきの受け入れについて、札幌市の上田文雄市長は4日、国の示した基準では「受け入れられない」とする文書を細野豪志環境相あてに発送した。環境省が6日を回答期限に、都道府県や政令指定都市に受け入れに関する報告を求めていたが、上田市長は「安全の保証が得られる状況にない」としている。  上田市長は市のホームページで「現在は焼却後1キロあたり8千ベクレル以下なら埋め立て可能な基準」とする国の基準や説明について、「『この数値は果たして、安全性の確証が得られるのか』というのが、多くの市民が抱く素朴な疑問」と主張。他の自治体によるがれきの受け入れ開始については、その基準に対し「本当に安全なのか、科学的根拠を示すことができてはいないようです」と指摘している。  これまで上田市長は「放射性物質が付着しないがれきは当然受け入れる」との考えを示し、回答書では「安全に処理することが可能な災害廃棄物は、受け入れの用意がある」とするなど、受け入れるがれきに確実な安全性を求めている。昨年4月1日から今月4日まで市に寄せられた意見は、がれき受け入れ反対が1148件、賛成435件、その他34件だった。 *** 引用 中村和雄 ブログ  2012年4月7日***  札幌市の上田文雄市長は、被災地のがれき受入について、国の基準では受け入れられないと拒否を明確にしました。朝日新聞が、受入拒否の理由について上田市長にインタビューしています。そのまま引用してご紹介します。   ――「受け入れられない」と回答した一番の理由は  普通のがれきと放射性物質は違うということ。がれきは時間で解決できるが、放射性物質は時間で解決できない。内部被曝(ひばく)の問題もある。いま国が示している基準は外部被曝についてだ。内部被曝については世界的に確立した理論がないのが現状だと思う。  しかし、管理をしている間に、必ずそこが問題になる。広域でバラバラな管理基準になることが十分予想される。長い時間管理する中で土壌汚染が生じれば、経口摂取の危険性もある。  ――時間で解決できない、とは 福島第一原発事故のときに政府が盛んに言っていた「直ちに影響はない」というのは、言い換えれば「将来は分からない」ということ。5年10年の間に被害が現実のものとなったら大変なことになる。  ――国が示す基準に疑問を投げかけているが どこを見ても、放射線と人間の関係についての深みのある情報が提供されていない。いま示されている数値で本当にクリアできるのか、埋めてしまえばいいという問題なのか、政府からは説明がないように思う。誰も確証を持っていないのに、地方を分断するような判断を迫るのはよくない政策ではないかと思う。  ――どのくらいの数値ならいいと考えているか 「何ベクレルならいいのか」というのは非常に難しい質問だ。「これなら大丈夫だ」ということは言えない。ただ、「今より環境を悪くしたくない」という思いだ。札幌市内の清掃工場の焼却灰からは1キロあたり13~18ベクレルの放射性物質が検出されている。僕が「(がれきを)受け入れない」と言えば、プラスアルファは防げる。 危険性の高い環境をつくるのはリーダーのやるべきことではない。最低限言えるのは、被災地から場所を移さずに完全な管理下に置ける処分場をつくり、全国民の税金を使って押さえ込むということを徹底してやるべき、ということだ。  ――受け入れに前向きな自治体もある中、「苦しい選択をした」とも述べている。「地域エゴ」と受け止められないように、どのように理解を求めていくのか それぞれの自治体の首長は、それぞれの状況に応じた市民の安全を考えておられると思う。「困っている人がいたら助けるのは当たり前ではないか」という大合唱の中で、ソロで頑張るのはなかなか厳しいものがある。だが、受け入れに手を挙げているところも、同じことを言っているのではないか。札幌だけが際立ったことを言っているわけではない。今だけ我慢してできる問題と、放射性物質を管理しなければならないという時間の長さの問題がある。そこが完全に欠落した議論になっている。 最悪の事態は何かということをきちんと明らかにして選択させることが重要なのではないか。「安全だ、安全だ」では、原発事故の時と同じだ。放射性物質の扱いについても、「最悪の場合はこうだけれども、やってくれるか」ということでの選択でなければならないと思う。(聞き手・芳垣文子、石間敦) *** 引用 終わり *** 札幌市長、がれき拒否「発言で風評被害」に反論 読売新聞 2012年4月14日 朝刊   記者会見で、改めてがれきの受け入れ拒否を表明する上田・札幌市長  東日本大震災で発生したがれきの処理を巡り、札幌市の上田文雄市長は12日の定例記者会見で、改めて受け入れ拒否を表明した。  がれきの安全性を否定する自らの発言の影響については、「事実に基づいて言っている。風評被害を起こすとは思わない」との認識を示した。  上田市長はこれまで同様、国が安全だとする放射性物質の基準やがれきの処理方法を疑問視した上で、「(原子力発電所事故による)放射性物質が付着したがれきは、どんなレベルでも国の責任で管理すべきだ」と主張。「放射性物質は30年、100年先まで管理しなければならず、地方自治体に押しつけるのは無理がある」と語った。  こうした発言が被災地への風評被害を招いたり、被災者の心情を傷つけたりする可能性を指摘する質問に、「そうなるとは思わない。批判はいくらでも受けるが、事実に基づいており、全く根拠がないことを言っているのではない」と述べた。安全性を否定する理由は「内部被曝ひばくの問題がある」とした。  政府からの受け入れ要請に対し、道は「積極的に協力する」と回答している。上田市長は会見で「意見が違うと受け止めている」とコメント。高橋はるみ知事が札幌市の対応を「残念だが、市長の信念」と発言したことの感想を問われると、「私の個人的な見解や生き方と受け止めているのなら心外に思う。あまり詳しく言うと、それ自体が風評被害だと言われるので申し上げない」と述べた。 *** 東日本大震災により発生したがれきの受入れについて 札幌市長 上田文雄 2012年3月23日 (全文)*** 東日本大震災により発生したがれきの受入れについて 東日本大震災から一年が過ぎました。地震と津波による死者・行方不明者が18,997人という未曽有の大災害は、福島第一原子力発電所の大事故とともに、今なお人々の心と生活に大きな影を落としています。改めて被災者の皆さま方に心からお見舞い申し上げ、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。 震災から一年後となる、今年の3月11日前後、テレビの画面に繰り返し映し出されたのは、膨大ながれきの山と、その前に呆然と立ちすくむ被災者の姿でした。これを視聴した多くの人々の心には、「何とか自分達の町でもこのがれき処理を引き受けて早期処理に協力できないか」という、同胞としての優しい思いと共感が生まれたものと思います。 政府は、岩手県・宮城県の震災がれき約2,045万トンのうち、20%に相当する約401万トンを被災地以外の広域で処理するという方針を出し、今、その受入れの是非に関する各自治体の判断が、連日のように新聞紙上等をにぎわせています。私は、これまで、「放射性物質が付着しないがれきについては、当然のことながら受け入れに協力をする。しかし、放射性物質で汚染され安全性を確認できないがれきについては、受入れはできない。」と、市長としての考えを述べさせていただきました。 『放射性廃棄物は、基本的には拡散させない』ことが原則というべきで、不幸にして汚染された場合には、なるべくその近くに抑え込み、国の責任において、市民の生活環境に放射性物質が漏れ出ないよう、集中的かつ長期間の管理を継続することが必要であると私は考えています。非常時であっても、国民の健康と生活環境そして日本の未来を守り、国内外からの信頼を得るためには、その基本を守ることが重要だと思います。国は、震災がれきの80%を被災地内で処理し、残りの20%のがれきを広域で処理することとし、今後2年間での処理完了を目指しています。これに対し、「現地に仮設処理施設を設置し精力的に焼却処理することで、全量がれき処理が可能であり、また輸送コストもかからず、被災地における雇用確保のためにも良い」という意見も、被災県から述べられ始めています。また放射性物質についてですが、震災以前は「放射性セシウム濃度が、廃棄物1kgあたり100ベクレル以下であれば放射性物質として扱わなくてもよいレベル」だとされてきました。しかし現在では、「焼却後8,000ベクレル/kg以下であれば埋立て可能な基準」だとされています。「この数値は果たして、安全性の確証が得られるのか」というのが、多くの市民が抱く素朴な疑問です。全国、幾つかの自治体で、独自基準を設けて引き受ける事例が報道され始めていますが、その独自基準についても本当に安全なのか、科学的根拠を示すことはできてはいないようです。低レベルの放射線被ばくによる健康被害は、人体の外部から放射線を浴びる場合だけではなく、長期間にわたり放射性物質を管理する経過の中で、人体の内部に取り入れられる可能性のある内部被ばくをも想定しなければならないといわれています。チェルノブイリで放射線障害を受けた子ども達の治療活動にあたった日本人医師(長野県松本市長など)をはじめ、多くの学者がこの内部被ばくの深刻さを語っています。放射性物質は核種によっても違いますが、概ね人間の寿命より、はるかに長い時間放射能を持ち続けるという性質があります。そして誰にも「確定的に絶対安全だとは言えない」というのが現状だと思います。 札幌市の各清掃工場では、一般ごみ焼却後の灰からの放射性物質の濃度は、不検出あるいは1キログラム当たり13~18ベクレルという極めて低い数値しか出ておりません。私たちの住む北海道は日本有数の食糧庫であり、これから先も日本中に安全でおいしい食糧を供給し続けていかなくてはなりません。そしてそれが私たち道民にできる最大の貢献であり支援でもあると考えます。私も昨年4月、被災地を視察してきました。目の前には灰色の荒涼たる街並みがどこまでも続き、その爪痕は、あまりにも悲しく、そしてあまりにも辛い光景で、今も私のまぶたに焼き付いています。また私は、若い時に福島に1年半ほど生活していたことがあり、友人も沢山います。福島は、桃やリンゴなどの優れた農作物で知られており、それらを丹精こめて生産されている人々が、愛着のある家や畑から離れなければならない、その不条理と無念さに、私は今も胸を締めつけられるような思いでいます。札幌市はこれまで、心やさしい市民の皆様方とともに、さまざまな支援を行ってまいりました。今なお札幌では、1,400人を超える被災者を受け入れており、あるいは一定期間子どもたちを招いて放射線から守る活動などにも積極的に取り組んできたところです。そのほか、山元町への長期派遣をはじめとした、延べ1,077人に及ぶ被災地への職員派遣、等々。今までも、そしてこれからも、札幌にできる最大限の支援を継続していく決意に変わりはありません。またこのところ、震災がれきの受け入れについて、電話やファクス、電子メールなどで札幌市民はもとより、道内外の多くの方々から、賛同・批判それぞれの声をお寄せいただき、厳しい批判も多数拝見しています。ご意見をお寄せいただいた方々に感謝を申し上げます。これらのご意見を踏まえ、何度も自問自答を繰り返しながら、私は、「市長として判断する際に、最も大事にすべきこと、それは市民の健康と安全な生活の場を保全することだ」という、いわば「原点」にたどり着きました。私自身が不安を払拭できないでいるこの問題について、市民に受入れをお願いすることはできません。市民にとって「絶対に安全」であることが担保されるまで、引き続き慎重に検討していきたいと思っています。 2012年3月23日 札幌市長 上田文雄   http://www.radiationexposuresociety.com/archives/1452    

全国各都道府県に降った放射性降下物 2012年1月分から5月分

 文部科学省が2011年3月18日から12月28日まで毎日、放射性物質の降下物の量を測定していました。2012年からは精密に測定するという名目で1ヶ月分の降下物を測定して発表しています。  2012年1月分から5月分までの放射性降下物のデータを整理しました。  これを見るとわかるように、東京第一原発からは放射能が出続けています。福島県ではかなりの放射性降下物があり、東北、関東、中部と東海の一部に渡って多かれ少なかれ、放射性降下物によって大地は汚染されて続けています。  なぜ3月12日(東京第一原発1号機が爆発した日)からの3月17日までのデータがないのか?それは、各都道府県の衛生研究所(福島県などは原子力センター福島支所)で放射性降下物を測定するのは文科省の委託事業です。そして、文科省は「毎日放射性降下物を測定しろ」と通知を出しのが、3月18日であり、それまでは毎日測定していなかった、というのです。測定したデータを隠していたのなら、隠ぺいですが、そもそもデータを測定していないのですから、隠ぺいには当たらないだろうという算段だと思います。  原発が次々と爆発し、放射能プルームが東北、関東、中部と東海の一部まで襲ったこの重要な3月12日~17日のデータが存在しないというのはあってはならないことです。文科省の担当官の責任を追求すべき問題です。  東京大学などには放射性降下物のデータは存在するかもしれません。ぜひ、公開すべきです。  また、2012年5月分の結果はなんと6月29日に公表されました。4月分が公表されたのは6月4日です。あまりにも遅すぎます。文科省は1ヶ月分まとめでしか、放射性降下物のデータを取らないのですから、1週間で結果をまとめ、毎月7日までには先月分のデータを公表すべきです。  文科省の測定結果ではMBq/k㎡(メガベクレル/平方キロメートル)という単位で表現されていますが、M(メガ)とは10の6乗のこと。そして、k㎡を㎡に直すと 1k㎡=1000m×1000m=1×10の6乗㎡です。つまり、1MBq/k㎡=10の6乗ベクレル/10の6乗㎡=1ベクレル/㎡です。  だいたい、この測定は原発のある県では原子力センターなどの支所で、他の都道府県では衛生センターなどで測定していますが、たかだか1㎡程度の金属製のますに落ちたちりや雨水を集めて測定しているものです。1k㎡も集めているわけではありません。だまされていはいけません。1平方メートルに毎月、どれだけの放射性セシウムが降っているか、というデータとして見るべきです。  また、文科省のデータは現在、過去データと最新データを別々の場所に保管してあり、簡単に調べることができないようになっています。今後、この定時降下物のモニタリングを調べたい場合は「環境放射能水準調査結果(月間降下物)(平成24年☆月分)」(☆のところに調べたい月を入れます)と検索をかけてると出てきます。お試し下さい。 文科省 定時降下物のモニタリング(月間) 文科省 環境放射能モニタリング 定時降下物 2012年1月から5月  

全国各都道府県に降った放射性降下物 2011年3月

 文部科学省が2011年3月18日から12月28日まで毎日、放射性物質の降下物の量を測定していました。2012年からは精密に測定するという名目で1ヶ月分の降下物を測定して発表しています。  2011年3月18日から4月1日までの放射性降下物のデータを整理しました。  なぜ3月12日(東京第一原発1号機が爆発した日)からの3月17日までのデータがないのか?それは、各都道府県の衛生研究所(福島県などは原子力センター福島支所)で放射性降下物を測定するのは文科省の委託事業です。そして、文科省は「毎日放射性降下物を測定しろ」と通知を出しのが、3月18日であり、それまでは毎日測定していなかった、というのです。測定したデータを隠していたのなら、隠ぺいですが、そもそもデータを測定していないのですから、隠ぺいには当たらないだろうという算段だと思います。  原発が次々と爆発し、放射能プルームが東北、関東、中部と東海の一部まで襲ったこの重要な3月12日~17日のデータが存在しないというのはあってはならないことです。文科省の担当官の責任を追求すべき問題です。  東京大学などには放射性降下物のデータは存在するかもしれません。ぜひ、公開すべきです。

Message on 11th March by TOMO KAWANE

11th March: the day to bow our head to remember the loss of lives and subsequent (and on-going) adverse effects on our people, agriculture, environment and economy due to Japan’s triple disaster of 11.3.2011. I think of unfulfilled dreams and hopes and joyful moments of the victims and the affected people. A year back, I received [...]

7月例会のご案内 7月1日(日) 14:00

[ 2012年7月1日; 2:00 PM to 4:30 PM. ] 7月例会のご案内です。例会は一般の方も参加できます。 7月例会 日時 7月1日(日) 14時00分〜16時30分 場所 浦和コミュニティセンター 第14集会室    (JR浦和駅東口 浦和PARCO 10階) 参加費 会員の方200円 一般参加の方500円     小学生・中学生・高校生 無料 内容 1.私の身近で見られた植物の畸形について 報告:福岡奉子(さいたま市)    2.福島県プルトニウム汚染マップと市民科学者国際会議報告 報告:川根眞也    3.作戦会議 グループに分かれて情報交換や作戦について話し合います。       A:内部被ばくを低減する方法について学びましょう。       B:汚染がれきの全国拡散を止めよう       C:学校給食を0ベクレルにしよう       D:学校の土壌調査と市への要請     今のところ、上記4つのグループで話し合っています。<連絡> 11月例会からの資料が膨大となり、ロッカーがいっぱいです。11月例会以降の資料を処分したいと思います。ここ数月分の資料だけを残します。11月〜6月例会の資料が必要な方はご連絡下さい。各報告者の資料と川根が整理した新聞記事の資料があります。1部200円+郵送料実費でお送りします。一部残部がないものもあります。資料請求先:内部被ばくを考える市民研究会事務局メール:earth_club4214@ybb.ne.jp申し込み締め切りは7月1日まで。7月1日の例会でも200円でお分けします。 主催 内部被ばくを考える市民研究会               内部被ばくを考える市民研究会 事務局 川根 眞也                                                                                http://www.radiationexposuresociety.com/                                                  

6月例会のご案内 6月2日(土) 14:00

[ 2012年6月2日; 2:00 PM to 4:30 PM. ] 6月例会のご案内です。例会は一般の方も参加できます。6月例会日時 6月2日(土) 14時00分〜16時30分場所 浦和コミュニティセンター 第15集会室   (JR浦和駅東口 浦和PARCO 10階)参加費 会員の方200円 一般参加の方500円    小学生・中学生・高校生 無料内容 1.ミッシェル・フェルネクス博士(スイス・バーゼル大学)の報告                    報告者:川根眞也    2.北本の放射能の状況について 報告者:小林成思    3.作戦会議 グループに分かれて情報交換や作戦について話し合います。        A:内部被ばくを低減する方法について学びましょう。        B:汚染がれきの全国拡散を止めよう        C:学校給食を0ベクレルにしよう        D:内部被ばくを理解し、誠心誠意治療にあたる医師のネットワーク         を作ろう      今のところ、上記4つのグループで話し合っています。              主催 内部被ばくを考える市民研究会                                              http://www.radiationexposuresociety.com                                              E-mail:kawane@radiationexposuresociety.com

市民と科学者の内部被曝問題研究会 第1回総会記念講演・シンポジウム

[ 2012年4月22日; 2:00 PM to 5:30 PM. ] 市民と科学者の内部被曝問題研究会第1回総会記念講演・シンポジウムのお知らせ 私たち、市民と科学者の内部被曝問題研究会は、4月22日に初めての総会を持ち、いよいよその活動に大きく踏み出します。つきましては総会に伴って、記念の講演とシンポジウムを広く市民のみなさんに公開して行います。以下、講演とシンポジウムの内容をお知らせしますので、どうかご参加ください。 なお参加費は無料ですが、会場のキャパシティの関係で、予約制とさせていただきます。会員・賛助会員以外でご希望の方は、office@acsir.orgまでメールでお申し込みください。先着100名様までとさせていただきます。 総会は会員・賛助会員に限っての開催になりますが、その内容についても、私たちのHPでご参照することができます。http://www.acsir.org/ *** 1)記念講演   14:00〜14:30  肥田舜太郎 2)記念シンポ  14:35〜18:30  司会・松井英介・西尾正道   シンポジストからの発言   14:35〜17:00沢田昭二(物理学者)          「放射線内部被曝研究の現状と課題」矢ヶ崎 克馬(物理学者)          「内部被曝の基礎」大沼 淳一(市民放射能測定センター) 「食の安全、データの正しい評価」岩田 渉 (市民放射能測定所)      「フクシマの第一線から」山田 真(小児科医)            「子どものいのちを守るために」堀口 信(内科医)             「遠隔地で福島からの避難者に寄りそって」柳沢 裕子(内科医)            「相談現場から」板井 八重子(内科医)          「ミナマタからフクシマへ」石田 伸子(子ども全国ネット)      「フクシマからの声」   総合討論 会場からの発言を交えて   17:10〜18:30 3)立食式・懇親会 2500円    18:50〜20:30   総会会場隣接の会場    あいさつ 高橋博子  ★参加される方へ会場へ行く、出発駅となるJR総武線(快速、緩行)の新小岩駅南口広場は、バスやタクシー、乗用車、人がかなり混雑して会場への道順が分かりにくいかもしれません。タクシーは1000円以内で行けるところですが、バス、徒歩の場合は事前によく調べておかれることをお勧めします。 【会場】東京都江戸川区総合文化センター3階研修室 ■新小岩駅南口から【都営バス(1)(2)番のりば】 新小22 新小岩駅〜(一之江駅)〜葛西駅新小21 新小岩駅〜(船堀駅)〜西葛西駅 「江戸川高校前」下車 徒歩3分「江戸川区役所前」下車 徒歩5分 ■小岩駅南口から【(4)番のりば】 小74 小岩駅〜小松川警察署前【京成タウンバス】錦27 小岩駅〜両国・錦糸町駅【都営バス】 「江戸川文化センター前」下車 徒歩1分■新小岩駅南口より 徒歩15分

2012年4月14日 横浜で1.2マイクロシーベルト/時越え(Radex1503)

 2012年4月14日 横浜のよこはま県民活動サポートセンター室内で、ロシア製ガーガーカウンターRadex1503で1.2マイクロシーベルト/時越えを計測しました。  この日の神奈川県放射線グラフ 放射線モニタリング情報Monitoring information of environmental radioactivity level全国及び福島県の空間線量測定結果放射線モニタリング情報全国及び福島県の空間線量測定結果 Topデータダウンロードダウンロード 神奈川県 横須賀市 久里浜・船倉・佐原・浦賀・ハイランド・日の出・西逸見・長沢 の空間線量の変化(10分間) 2012年4月1日~4月18日 18:00pm 空間放射線量 神奈川県 横須賀市 20120401から0418 各地ごと44ページあります。ざっと見るとわかりますが、4月14日12:50pmから15:50の間に、今月における最高の空間線量を記録しています。 久里浜は4月14日12:50に0.0605を記録。通常は0.030~0.041程度。 船倉では4月14日12:50に0.0629を記録。通常は0.043~0.045程度。 佐原では4月14日12:50に0.0623を記録。通常は0.041~0.043程度。 浦賀では4月14日12:50に0.0611を記録。通常は0.045~0.047程度。 ハイランドでは4月14日12:50に0.0626を記録。通常は0.043~0.045程度。 日の出では4月14日12:50に0.0418を記録。通常は0.035~0.036程度。 西逸見では4月14日12:40に0.0516を記録。通常は0.037~0.038程度。 長沢では4月14日15:50に0.0511を記録。通常は0.037~0.039程度。 4月13日の夜、東京第一原発4号機で青い光が観測されています。直前まで4号機の使用済み核燃料プールでは水漏れで冷却水の循環が停止していたことを東電も認めています。 4号機の使用済み核燃料プールでの再臨界が起きた可能性は否定できません。でなければ、このような空間放射線量の増加は説明できません。 特にガンマ線しか測定できない、シンチレーション式カウンターでは大きな変化は計測できませんでした。しかし、ガンマ線、ベータ線の両方に反応するガイガーカウンターの数値が1.2マイクロシーベルト/時以上に跳ね上がるということは、ヨウ素131、キセノン131m、クリプトン85等の気体がベータ崩壊をした可能性があるのではないかとも思っています。 2012年4月18日記  

放射能から子どもを守るパパ&ママの作戦会議 in 西東京市

[ 2012年4月21日; 9:00 AM to 12:00 PM. ] 4月21日「放射能から子どもを守るパパ&ママの作戦会議」 in   西東京市 子どもたちを放射能から守る会西東京では、さいたまの理科教諭、川根先生と一緒に、子どもたちを守るべく作戦会議を実施します。 各地で、日光などの高線量地域への修学旅行が問題視されています。 給食についても、測定している自治体も出てきていますが、 自治体数も回数も十分とはいえません。 そうした状況の中、給食、修学旅行、 学校菜園などの問題に対してどう対処すればいいのか、具体的な作戦を現役の先生と一緒に考えましょう! ご参加お待ちしております。 ■日 時:2012年4月21日(土) 9:30~12:00 ■会 場:保谷駅前公民館 第2会議室 http://www.city.nishitokyo.lg. jp/sisetu/itiran/lib_komin/ hoyaekimae_komin.html ■主 催:子どもたちを放射能から守る会西東京 ■参加費:500円 ■定 員:36名 ■申 込:子どもたちを放射能から守る会西東京     kodomo.mamoru.nishitokyo@gmail .com まで、下記をお知らせ下さい         ・申込者氏名         ・申込人数         ・何を見て申込みしたか         ・連絡先メールアドレス、電話番号         ・地元自治体の修学旅行先一覧( ご自分のお子さんの分だけでも可) ■託 児:なし(お子様連れOKですが、 お相手はご自身でお願いします)      ※4階は図書館ですので、一人で過ごせるお子さんはそちらでも。 ■用意するもの:できましたら、保育園、幼稚園、小学校、 中学校等の校庭、園庭の土、公園の土をビニール袋(500gほど…適当でOK)に入れてお持ちください。       室内であれば空間線量計でもある程度計測できる!という実験を、時間があればしてみます。 ■その他:事前に、お子さんの通う園、学校の、 修学旅行や給食の状況を調べてからおいで下さい。      限られた時間の中で、 より具体的で効果のある対策を練りたいと思いまます。ご協力ください。 【川根眞也先生プロフィール】さいたま市立三室中学校理科教諭・放射能を考える会・ 内部被爆を考える市民研究会代表原発事故直後から、 ガイガーカウンターであらゆる所を計測。Facebook、 放射能防御プロジェクトなどでも活動。三室中独自の判断で屋外活動禁止にするなど、 子どもを守ることに全力を注ぐ頼もしい先生。給食をやめてお弁当持参!http://www. radiationexposuresociety.com/

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