「いのちはたからもの」川根眞也先生と井上玲さんのお話会 in大阪

 311から七年が過ぎましたが、「こどもたちを 命を守ってほしい」という私達市民の
願いとは逆方向に進んでいます。

◇東京電力 福島第一原発事故から7年。政府と福島県、各自治体は、原発20km圏内や飯
舘村など高放射能汚染地帯の避難指示解除をして、住民を帰還させています。それは「
年間50ミリシーベルト以下になることが確実」な地域です。東京では年間1ミリなのに
、なぜ福島では50ミリなのでしょうか?福島からの「自主避難者」(年間5ミリ相当)
への住宅支援が打ち切られ、小児甲状腺がんの検査も「過剰診断である」と縮小されて
います。20歳以上の青年の超音波検査は2年に1度から5年に一度に変更されました(201
6年4月〜)。◇福島県内の「自主避難者」でもない、東北・関東地方からの避難者は、
どの都県から何人の避難者がいるのかの統計すらなく、住宅支援もありません。東北・
関東地方からの避難者に、いま、健康被害が現れつつあります。

 現役の中学理科教師・大病院の薬剤師というそれぞれのお立場から、真剣にこの問題に
向き合ってこられたお二人に 今何が起きているのか、お話いただきます。その後、会
場からの質問にもお答えいただきます。私たちが今何がするべきか、考え話し合うきっ
かけになればと願って企画しました。

 井上玲さん (2013年まで東京の癌の連携拠点病院の薬剤師で化学療法と院内製剤の責任
者) には、 今起きている健康被害の状況と身を守る方法について、お話ししていただ
きます。
 川根眞也先生(埼玉の公立中学理科教員。内部被ばくを考える市民研究会代表)には、東
京電力 福島第一原発の現状と放射能汚染、被ばくから身を守るにはどうすればいいの
か、七年間の集大成をまとめた冊子を元に話していただきます。

【日時】 2018年3月24(土)16:00〜19:00(開場15:45)
川根先生と井上玲さんより、それぞれ一時間お話いただいたあと、参加者からの質疑に
答えていただく予定です。

【ところ】高槻市立クロスパル高槻 第二会議室

大阪府高槻市紺屋町1−2
高槻駅から徒歩約1分

【参加費】
一般 900円
会員・避難者 500円
小中高大・専門学校生 無料

定員 35名 (申込必要)先着順申込。預かりの保育はありませんが、同伴は可です。
お子さん同伴の方は申込時に「子ども同伴」とお書き下さい。保育マットを用意します

申し込み先 inochitakara@gmail.com

【主催】内部被ばくを考える市民研究会・関西
【共催】つながろうフクシマつながろう避難者の会
避難者の会@関西

【協賛】災害避難者の人権ネットワーク
【協力】内部被ばくを考える市民研究会
http://www.radiationexposuresociety.com/archives/8302