原子力安全委員会事務局が2012年4月18日、学校の20ミリシーベルト基準を作る際の経緯を示した資料を発表した。
「福島県内の学校等の校舎、校庭等の利用判断における暫定的考え方」に対する
技術的助言を検討する際の打合せに用いた資料について
平成24年4月18日
原子力安全委員会事務局
http://www.nsr.go.jp/archive/nsc/info/20120413/siryo_set.pdf
そのpdf P.56およびP.79~81に福島県内の学校の校庭の土壌調査(ベクレル/kg)の結果が記載されている(2011年4月14日)。
驚くべき数値が並んでいる。チェルノブイリならば、義務的移住区域(義務的移住の区域、農地利用禁止。)や移住権利対象区域(国家補償による移住の権利。)のところばかりである。原発事故後、子どもたちをただちに避難させるべきであった。
文科省が20ミリシーベルトまでは大丈夫としたことで、子どもたちに外部被ばく、内部被ばくが強制されている。
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