今、日本の食品の放射能汚染の状況はどうなっているか? 2016年10月27日改訂版を作りました。有料でお分けします。QRコードを読み込むと、インターネット上でpdfとして読み込めます。お手軽に、品目と産地からどれくらいの放射能汚染があるのか、がわかります。インターネットが使える環境とpdfのダウンロードが必要です。
一部を紹介します。
厚生労働省に集められた47都道府県の測定結果の中で、きのこの最高値は、福島県のものではありません。長野県佐久市のチャナメツムタケ(野生)の910ベクレル/kgです。2015年10月23日採取。きのこ編 pp.90をご覧下さい。
埼玉県産ニンジンからは3検体が検出されています。埼玉県ニンジン 3.4ベクレル/kg(北海道札幌市検査 No.3820)、埼玉県ニンジン 3.4ベクレル/kg(北海道札幌市検査 No.6458)、埼玉県所沢市産ニンジン 10ベクレル/kg(埼玉県検査 No.11178)きのこ以外編 pp.132をご覧下さい。この検査結果は2016年7月11日段階で、川根がExcelデータを保存したときには3検体ありました。しかし、2016年12月25日現時点では、厚生労働省の月別検査結果 2016年6月分から、埼玉県ニンジン 3.4ベクレル/kg(北海道札幌市検査 No.6458)が削除され、2検体のみ掲載されています。データの改ざんが行われています。
クリは福島県産ではいわき市産が61ベクレル/kgが最高値。栃木県産のクリも29、19ベクレル/kgと福島県産に負けず劣らず高い。茨城県産も2ベクレル/kgある。きのこ以外編 pp.145~147をご覧下さい。
タケノコの放射能汚染が深刻です。今年春などは千葉県などのたけのこ狩りを取り上げたテレビ番組が多くありましたは、その放射能汚染の実態は新聞、テレビで報道されることはありませんでした。しかし、タケノコでも、最大の放射能汚染が見つかったのは、福島県産ではなく、宮城県丸森町のタケノコ 240ベクレル/kgでした。きのこ以外編 pp.111をご覧下さい。福島県産の最高値は中島町産タケノコ 66ベクレル/kgでした。pp.131。千葉県産の最高値は印西市産タケノコ 68ベクレル/kgでした。pp.123。岩手県産の最高値は陸前高田市産タケノコ 56ベクレル/kgでした。pp.109。茨城県産の最高値は取手市産タケノコ 55ベクレル/kgでした。pp.107。栃木県産の最高値は塩谷町産タケノコ 66ベクレル/kgでした。pp.130。タケノコの放射能汚染だけで見る限り、宮城県丸森町が突出しているだけで、後は、福島県、千葉県、岩手県、茨城県、栃木県も汚染レベルはまったく変わりません。
2015年10月~2016年9月、全国47都道府県から厚生労働省に報告された、食品中の放射性物質の検査結果、32万9114件のうち、放射性物質(セシウム134、セシウム137)が検出された食品7655件を、品目別、産地別(都道府県、市町村、河川名など)に分類一覧にしました。
★きのこのみ編 全73ページ 2016年10月27日改訂版
★きのこ以外一般食品編 全214ページ 2016年10月27日改訂版
両方で費用 大人 400円 大学生ほか学生200円 避難されている方 200円
以下、アドレスにメールをいただくか、内部被ばくを考える市民研究会の会員にご連絡下さい。
【申し込み】内部被ばくを考える市民研究会事務局
E-mail entry.naibu@gmail.com まで
【振込み先】内部被ばくを考える市民研究会
ゆうちょ銀行からの場合
ゆうちょ銀行 記号 10370 番号73181351
ゆうちょ銀行以外の金融機関からの場合
ゆうちょ銀行 店名 〇三八(読み方 ゼロサンハチ) 普)7318135