福島県の子どもたちの小児甲状腺がんは172名になりました(2016年3月31日現在)。

第23回福島県県民健康調査検討委員会「甲状腺検査(先行検査)」結果概要【平成27年度追補版】 20160606

第23回福島県県民健康調査検討委員会「甲状腺検査(本格検査)」実施状況 20160606

 北茨城市でも2013年度の検査で、3名の小児甲状腺がんの子どもたちが見つかっています(2015年8月25日公表)。

北茨城市甲状腺超音波検査事業の実施結果について まちづくり協働課 健康づくり支援課 2015年8月25日

 原発事故から5年。原発事故当時、0~5歳だった子どもたちが、小児甲状腺がんを発症するのはこれからかもしれません。東日本全域での甲状腺検査が必要とされています。

関東子ども健康調査支援基金

関東汚染スポットのこどもたちの健康調査のための資金を集め、健康診断をしていきます。

 以下は日本原子力研究開発機構が作った、ヨウ素131の拡散および沈着シュミレーションです。これの色塗られた地域で、そのプルームが通過したときに、屋外にいた子どもも大人も甲状腺がんのリスクがある、と思います。更に、その後の高い放射能汚染地域で生活したことによる、追加の被ばくが甲状腺がん発症のリスクを高めます。

 子ども、妊婦をはじめ住民を避難移住を進めるべきである、と思います。

東京電力福島第一原子力発電所事故により環境中に放出された放射性物質の拡散シミュレーションの動画 日本原子力研究開発機構 2015年4月1日

4.原子力委員会等説明(2011年9月6日他):WSPEEDIによる中部・関東・東北地方でのI-131及びCs-137の大気降下の試算結果

          以下をクリックすると動画が見られます。

                ↓

広域大気拡散解析:東日本におけるI-131の広域拡散と大気降下量(2D-動画)

動画の見方:動画は、I-131の大気降下量分布の空間的広がりをカラーの面塗りで、大気中のI-131の動きを地上濃度(Bq/m3)の等値線(青線)で示している。 日時は国際標準時(日本時間は9時間加算)で上部に表示されている。