九州電力は10月15日、川内原発の再稼働を目指しています。

断じて許すことはできません。

下記の行動を提起します。チラシ等再度拡散お願いいたします。

1. 10月12日(月・祝)13:00より 鹿児島中央駅東口広場にて
  「川内原発2号機再稼働を許さない!10.12全国集会」
  集会後鹿児島市中心部をデモ

2. 10月15日(木)8:00より 川内原発ゲート前
  「川内原発2号機再稼働を許さない!10.15ゲート前集会」

*また、10月11日 13:00より 川内原発ゲート前
  原発再稼働「不同意」住民の会 により
  「2号機再稼働反対!ハンガーストライキ」が決行されます。
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九州電力は2015年8月11日、川内原発1号機の再稼働に踏み切りました。しかし直後の8月20日、復水器からの海水漏出事故が発生しました。この復水器は2006年1月以降、9年以上も点検していなかったことが明らかになっています(2015.8.26朝日新聞)。しかも、原因究明は一切行わず、ただ漏れた管に栓をしただけです。

また川内原発2号機の蒸気発生器は、大きな問題を抱えています。九州電力が2009年11月、経産大臣に申請していた「川内原発2号機の蒸気発生器取替え等に関わる原子炉設置変更許可」願いは、2010年12月許可されています。2011年1月、鹿児島県知事も「了承」しています。交換の時期は、2014年度となっていましたが、未だに交換は行われていません。どういうことでしょう。老朽化した原発の安全性向上のために交換を申請していたはずです。

火山、地震、過酷事故対策、避難計画、使用済み核燃料など、様々な問題をかかえる川内原発、さらに2号機は未交換のままの蒸気発生器という問題が加わっています。

九州電力は10月15日、2号機再稼働と言っています。断じて許すことはできません。
つきましては下記の通り全国集会を呼びかけます。ふるってご参加ご協力方、よろしくお願いします。
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よろしくお願いします。

ストップ再稼働! 3.11鹿児島集会実行委員会

事務局 向原祥隆

<広瀬隆さんより> 川内原発1号機、2号機は加圧水型原発。福島第一の原発(沸騰水型)は4時間でメルトダウンしたが、加圧水型では蒸気発生器がギロチン破断すればたった22分でメルトダウンを起こす。その蒸気発生器は厚さ1.3mmの紙のように薄い金属の細管が1万1000本も。絶えず破損が起こっていて、定期検査のたびに栓をして使っている!

<向原祥隆さんより>

 2004年の定期検査で新型のETCを使ったところ、一挙に川内原発1号機は286本、川内原発2号機は426本施栓を余儀なくされています。累計施栓は川内原発1号機は368本、川内原発2号機は445本にのぼりました。

 2基とも取り換えはみっともないと思ったのか、三菱の製造能力の問題か、とにかくあわてて川内原発1号機は交換を決め、2008年には交換工事を実施しています。

川内原発2号機は2009年申請、2010年保安院了承、2014取り換え予定でしたが、そのままです。九電は4年止まっていたので、2018年取り換えでも問題ないと言っています。

参考

ダイヤモンド社書籍オンライン 広瀬隆 大事故目前!川内原発での「死の行進」――八重洲ブックセンター本店での講演(1)

ダイヤモンド社書籍オンライン 広瀬隆 われわれは、“恐怖の生体実験”にかけられている!――八重洲ブックセンター本店での講演(2)

ダイヤモンド社書籍オンライン 広瀬隆 新燃岳《しんもえだけ》の大噴火で流れた火山灰――八重洲ブックセンター本店での講演(3)

ダイヤモンド社書籍オンライン 広瀬隆 わずか22分でメルトダウンが起こる恐怖の事実!――八重洲ブックセンター本店での講演(4)

ダイヤモンド社書籍オンライン 広瀬隆 なぜ、『東京が壊滅する日』を緊急出版したのか――広瀬隆からのメッセージ――八重洲ブックセンター本店での講演(5)