九州電力社長は、「太陽光は、日光がある時しか電力を作れない。しかし、原子力発電は24時間作れる。」だから、太陽光発電の一部制限はやむを得ない、と発言しました。
それならば、夜間企業もほとんど操業していないし、一般市民も寝ている、夜間に原発はいらないですね。百歩譲って、電力消費が逼迫する、夏季だけ原発を動かしたら、どうでしょうか、九州電力さん。
でも、ここ数年、夏季でも電力需要が逼迫するのはありません。
2019年川内原発1号機、2号機、玄海原発3号機、4号機が、定期点検に入る2019年6月~10月以降は、原発いりません。
九電社長 「出力制御、短期改善は困難」
年末や来春再実施も
2018年11月17日 佐賀新聞
九州電力の池辺和弘社長は16日、都内で開かれた電気事業連合会の会見で、全国で初めて実施した本格的な再生可能エネルギーの出力制御に関し、「短期的に状況が改善するとは思えない。引き続き協力を願いたい」と述べ、電力需要が低くなる年末年始や来年春に実施する見通しを示した。
池辺氏は、出力制御を回避するには再生エネの電気をためる蓄電池が不可欠だとし、「豊前に設置した5万キロワットの蓄電池には約200億円かかり、成り立たない」と強調、低コストの蓄電池を開発する技術革新が必要との見方を示した。
原発と再生エネが対立しているとの指摘に対し、池辺氏は「対立ではなく、肩を組み二酸化炭素を出さない電気をつくっている。太陽光は昼間しかつくれず、原子力は24時間つくれる」と話した。