放射能について勉強したいとき、読んでみたい本

入門編

NPO法人食品と暮らしの安全基金『放射能被害の真実』NPO法人食品と暮らしの安全基金2013年12月20日700円

 小若順一『放射能被害の希望』NPO法人食品と暮らしの安全基金2014年4月26日700円

 NPO法人食品と暮らしの安全基金『人への影響と対策』食品と暮らしの安全基金2015年4月1日1000円

 市民と科学者の内部被曝問題研究会医療部会『健康ノート』2014年2月14日840円

 野呂美加『子どもたちを内部被ばくから守るために親ができる30のことーチェルノブイリの体験から』筑摩書房2011年10月10日952円

 肥田舜太郎/鎌仲ひとみ『内部被曝の脅威―原爆から劣化ウラン弾まで』ちくま新書2005年6月10日720円

 佐藤真紀『ヒバクシャになったイラク帰還兵―劣化ウラン弾の被害を告発する』大月書店2006年8月4日140円

 田代ヤネス和温『チェルノブイリの雲の下で』技術と人間1987年5月15日絶版

(1986年)5月3日の夜、首都ボンで21年ぶりにライン川の花火大会が催され、30万人の大観衆を集めた。ボン市当局は数万発の花火を用意したほか、屋台を開き、歌や踊りをふんだんに盛り込んだプログラムを用意して、張り切っていた。ライン川の水上には2万人の観客を乗せた41隻の観光船が浮かんでいた。

夜の11時ごろから花火の打ち上げが始まった。ちょうど同じころから天気は雨模様になった。観客の何人かが「この雨は放射能を含んでいるのでは?」と主催者に質問したが、市側の責任者ははっきりとした回答をすることができなかった。その夜、現場には救急活動に備えて赤十字から60人の医療隊員が待機していたが、その責任者もまた市に電話したところ、明確な見解が得られなかった。

そのため、医療隊員の責任者は、ノルトライン・ヴェストファーレン州政府に電話した。それで得られた指示は「雨に濡れないよう注意すること。家に帰ったらすぐに衣服をとり換え、シャワーを浴び、着ていた服はよく洗濯をすること」というものだった。

ところが赤十字救急隊員にあたえられていたこの指示が、川岸を埋めた30万人の観客には知らされていなかった。

ライン川の火祭りで降った雨は、ボンではチェルノブイリの事故以来初めての雨だった。ボン大学の物理学者バール教授は、ボンにおける空気中の放射能の値はその雨が最高だったと発表した。雨の後に、1mあたり5万ベクレルの値が測定されていたのである。またユーリッヒにある各研究センターでは同日の雨から1Lあたりヨウ素131を4000ベクレル検出した。

このライン川花火大会から2カ月後、37人の親たちが「ライン川火祭り被害者の会」を作り、「意図的かつ不注意による身体傷害事件」としてボン市当局を告訴した。市当局はなぜ花火大会を事前に中止しなかったのか、あるいは花火大会の終了後すみやかに放射能除染を勧告しなかったというのが告訴の理由だ。37人の原告になった親たちは異口同音に言うのだ。「せめてあの晩赤十字隊員に指示されていたことだけでも、一般市民に伝えられたていたら……」と。

事実、消防隊員は州政府の指示通りテントの中に入って雨に打たれるのを避け、帰宅後はすぐに服に着かえて、シャワーを浴びていた。

田代ヤネス和温『チェルノブイリの雲の下で』技術と人間pp.35~36

 クリス・バズビー『封印された「放射能」の恐怖』講談社2012年7月25日1700円

日本にはその上にいる権力者を信じるような「名誉の垂直構造」に真実を見出すのは、放射線そのものと同じくらい危険です。自分のことは自分で注意して、守らなくてはなりません。自分を支配している医療関係者や科学者のことを信じたら、死ぬことになるかもしれません。

クリス・バズビー『封印された「放射能」の恐怖』pp.198

 矢ヶ﨑克馬『隠された被曝』新日本出版社2010年7月25日1200円

 肥田舜太郎『内部被曝』扶桑社新書2012年3月19日760円

 NHK「東海村臨界事故」取材班『朽ちていった命―被曝治療83日間の記録―』新潮文庫2006年10月1日438円

 藤田祐幸『知られざる原発被曝労働―ある青年の死を追って―』岩波ブックレットNO.390 1996年1月22日500円

馬場朝子・山内太郎『低線量汚染地帯からの報告-チェルノブイリ26年後の健康被害-』NHK出版2012年9月25日1400円

 ピエルパオロ・ミッティカ『原発事故20年チェルノブイリの現在』柏書房2011年11月10日3150円

原子力発電では、表面的なコストやメリットばかり語られる。しかし、本当のコストは1000年単位で測らなくてはならない。放射性物質の有害性はそれだけの期間持続するからだ。放射能は、何世代にもわたって子どもたちに害を生じさせる。電気によって明かりは灯っても、人びとは自らの真の不幸を知ることはないのだ。

ピエルパオロ・ミッティカ『原発事故20年』pp.184

 安全基準値は2000ベクレル/m2以下

ピエルパオロ・ミッティカ『原発事故20年』pp.60

IPPNW(核戦争防止国際医師会議)ドイツ支部著松崎道幸翻訳『チェルノブイリ原発事故がもたら23したこれだけの人体被害: 科学的データは何を示している』合同出版2012年3月30日1728円

大石又七『ビキニ事件の真実』みすず書房2003年7月24日2600円

(ビキニ事件被災で東大病院、国立東京第一病院に入院)退院後から、放医研は国の予算で俺たち(第五福竜丸乗組員)の被ばく記録を取りつづけた。だが発病しても治療しない。入院直後は(放医研は)みんな俺たちの味方で、親身になって治療に取り組み、加害国アメリカに対しても厳しく対応してくれていたのに。放医研がこれまでに出した論文や年報の中には俺たち第五福竜丸乗組員の検査結果が報告されている。しかし、個人個人には何も教えてくれなかった。この記録を見ると、放医研は早い時期から俺たち(第五福竜丸乗組員)の肝機能障害を把握していた。また年報には書かれていないが、血液検査で染色体に異常があったことも分かっていた。染色体に異常があれば奇形児が生まれる。だが、放医研の(年報等を見ると)それらのことも基本的に被ばくと関係ないと決めつけているように見える。

亡くなった(第五福竜丸乗組員の)仲間たち

久保山愛吉 40歳 肝機能障害(急性放射能症) 1954年9月23日死亡 水爆実験遭遇から約7ヵ月後

川島正義  40歳  肝硬変 肝機能障害     1975年死亡          同    21年後

増田三次郎 54歳 肝臓がん(原発性) 肺血栓等1979年死亡          同    25年後

鈴木鎮三  50歳 肝硬変 交通事故      1982年死亡           同    28年後

増田祐一  50歳  肝硬変(脳出血)      1985年死亡            同    31年後

山本忠司  59歳 肝臓がん(多発性)肺がん・結腸がん 1987年死亡       同    33年後

鈴木隆   59歳 肝臓がん(原発性)     1989年死亡            同    35年後

高木兼重  66歳 肝臓がん(原発性)     1989年死亡            同    35年後

久保山志郎 65歳 肝臓がん(原発性)     1996年死亡            同    43年後

服部竹冶  66歳 肝臓がん(心不全)     1997年死亡            同    53年後

安藤三郎  71歳 肝臓がん(原発性)     1997年死亡            同    53年後

                大石又七『ビキニ事件の真実』pp.103~104 一部抜粋

※      この後、2人の乗組員の方が亡くなられています。

平井勇   71歳 肝臓がん(原発性)   2003年死亡            同   59年後   

見崎吉男  90歳 肺炎          2016年死亡           同   62年後

 大石又七さんは、放医研の定期健康診断を受けていたがその全部を信用せず、他の病院に行ったときに、肝臓ガンが発見され、手術・治療の結果、現在でも存命中です。(川根注)

 雁屋哲『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』遊幻舎2015年2月10日1512円

津波だけならまだしも、原発事故が重なって、土壌が汚染され、福島の郷土料理を食べられるのは非常に限られた場所だけになってしまい、日本全県味巡り」の「福島編」を書くことは事実上不可能になりました。

この無念さは例えようがありません。

………雁屋哲『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』pp.86~87

 

「風評被害」などという人こそ、真の意味での「風評被害」を作りだしている人です。事実を表沙汰にする人を攻撃し、現在人びとが苦しんでいるのを何でもないかのようにいい、すべてを押し隠すために作った言葉が「風評被害」という言葉です。

この「風評被害」という言葉によって、どれだけの人が真実をいう口を塞がれたでしょ繰り返しますが、私が伝えたのは真実です。

「風評」ではありません。

その真実を「風評」と言う。そしてその真実が、被害を与えるから「風評被害」という。誰が「真実」によって被害を受けるのですか。真実によって被害を受けるのは福島の住民ではなく、東電と国です。そんな状況はおかしいと思いませんか。

私は「『風評被害』という言葉の害」を真剣に考えなればならない、と思います。本当の「風評被害の害」です。

………雁屋哲『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』pp71~72

 井戸川克隆『なぜわたしは町民を埼玉に避難させたのか』駒草出版2015年4月21日1998円

私は12日の爆発時に、直接、空から降ってくる高レベルの放射性物質に晒されました。そのときに持っていた線量計は振り切れて測れませんでした。だからその日の夜に、私たちは職員と3人で福島県立医大に行って、計測してもらったんです。きっといい加減にされると思ったから。

夜、門を叩いて測ってもらった。その数字は正確には測れない。セシウム137が万単位のベクレル。ヨウ素が10万単位のベクレルとだけ言っておきます。本当かどうかわからないくらい大きい。初期のヨウ素をものすごい量、被っているんです。これ以外の多方面の検証もしないといけないと思います。

私は、事故後、鼻血が出て、喉は悪い状態となりました。3年経った今でも同じです。鼻血は出ますし、喉も調子悪いまま。3,4日前(2014年2月当時)は、喉が塞がってすぐに電話に出ることもできませんでした。疲れやすいし、目は白内障にかかっている、筋肉の痛みもあったんですが、最近はとれました。毛も抜けました。頭髪ではないんです、体毛がぬけるんです。心臓がどきどきすることがあったんですが、最近はなくなりました。当然甲状腺の異常はあります。のう胞は2年前に確認されています。小さいものはたくさんあるんですね。

………井戸川克隆『なぜわたしは町民を埼玉に避難させたのか』pp.226~227

 福島県内の多くは、放射線管理区域でいうこのC領域(4万~40万ベクレル/m2。ここでは全身を覆って皮膚の露出がないという状態で、決められた手袋や帽子、靴下、ゴム手袋のほかに、半面マスクという内部被ばくを避けるための特別なマスクを装備しなければ、そこにいてはいけない領域)に相当するんです。

こんなところに子どもを住まわせることができますか。24時間そんな装備をしていられるわけがない。本来18歳未満の子どもがいてはいけない場所なんです。

………井戸川克隆『なぜわたしは町民を埼玉に避難させたのか』pp.226~227

 チェルノブイリ編

広島、長崎、ビキニ。スリーマイル、チェルノブイリ、東海村、福島。放射線被ばくの被害者の健康被害と遺伝的影響はすべて書きかえられ、隠蔽されてきました。チェルノブイリについて学ぶことは、未来の日本について学ぶことです。

 メアリー・マイシオ『チェルノブイリの森―事故後20年後の自然誌』NHK出版 著 メアリー・マイシオ 訳 中尾ゆかり 2007年2月25日刊 2376円

 アレクセイ・V・ヤブロコフ、ヴァシーリー・B・ネステレンコ、アレクセイ・V・ネステレンコ、ナタリア・E・プレオブラジェンスカヤ『調査報告チェルノブイリ被害の全貌』岩波書店2013年4月26日5250円

「チェルノブイリの放射性降下物は地球全体の放射線量にわずか2%程度を追加するのにすぎない」と推計した科学者もいる。この「わずか2%」は取るに足らないかのように見えるが、だまされてはいけない。北半球の多くの住民にとって、チェルノブイリ由来の放射線量は自然の放射線量と比較しても何倍に高い場合があり、一方、ほかの人びとにとっては(そのほとんどは南半球で)ゼロに近い場合もある。チェルノブイリの放射線量を地球全体で平均化することは、病院の入院患者の体温を平均するようなものだ。

ヤブロコフ、他『調査報告チェルノブイリ被害の全貌』岩波書店pp.33

世界には、チェルノブイリに由来する放射性降下物の平均値よりも自然放射線が何倍も高い場所がたくさんあり、そのような場所でも人間は問題なく生活してい るのだから、チェルノブイリの放射性降下物による影響などはさほど大きくないという。ヒトには、ノネズミとイヌと似た程度の、放射線に対する感受性の個体 差がある。ヒト全体の10%から12%は他の個人より低い固有の放射線感受性を持つ一方、約10%から14%はそれが他の人よりも高い (Yablokov,1998,2002)。

 ノネズミに対して実施した、ほ乳類の放射線感受性に関する実験は、放射線感受性がより低い集団が確立するためには、およそ20世代の激しい自然淘汰が必 要なことを示した(Il’enkoand Krapivko,1998)。実験用ノネズミの集団について当てはまることがチェルノブイリの放射能汚染地域のヒトにも当てはまるとすれば、400年 (ヒトの20世代)後には、汚染地域の地元の人びとも放射線に対して今日より低い感受性を備えているかもしれない。しかし、放射線への抵抗力の低い個人 は、自分たちの子孫が真っ先に集団から消されることに納得するだろうか。

ヤブロコフ、他『調査報告チェルノブイリ被害の全貌』岩波書店pp.33

実効被ばく線量を年1mSvから年0.1mSvに低減するまで防護対策を続ける、とするベラルーシの法律の見解は、25~28ベクレル/kgのセシウム137蓄積量(年0.1mSvの被ばく線量に相当)において、防護措置を行うことを意味する。

ヤブロコフ、他『調査報告チェルノブイリ被害の全貌』岩波書店pp.294

 広河隆一『暴走する原発チェルノブイリから福島へこれから起きる本当のこと』小学館2011年5月25日1300円

ドロズド教授たちが1993年3月28日から4月8日まで、ホイニキ地区の3歳から15歳までの352人を調べた結果、次のような結果が出た。

  結節性甲状腺腫         27人

  自己免疫性甲状腺炎      7人

  甲状腺発展異常          4人

  甲状腺肥大           156人

  甲状腺縮小                7人

  他の内分泌病理変化    123人

 約10%の子どもは、すぐに病院に収容すべきだと診断された。ホイニキ病院のコルツォフ副院長によると、放射線の直接的影響と考えられるのは、まず結節性甲状腺腫、甲状腺炎様の変化、甲状腺縮小だという。

 1990年まで甲状腺肥大の子どもの数は増えた。1985年では検査した人数の2.8%だけだったのに、1991年には35%だ。

 ところが、1991年から甲状腺縮小のケースが増加した。以前はそういうケースは全くなかった。1992年はホイニキ地区の子どもほぼ全員を調べた結果は、5056人中3人(0.06%)が見つかったが、1993年は今のところ、352人中7人(2%)でおよそ33倍になっている。

 「放射性ヨウ素の被曝の結果です」とコルツォフ副院長は言う。甲状腺の細胞が、放射性ヨウ素の影響で壊れて再生できず、縮小するのだという。

 また自己免疫性甲状腺炎と診断された子どもも7人いた。甲状腺の組織が放射能の影響で変化し、免疫システムが異常となり、自らの甲状腺を攻撃する恐ろしい病気だ。この病気は発見者の名前をとって橋本病と名付けられているが、甲状腺機能低下症である。

 このような子は、1992年は5056人中9人(0.2%)、1993年は352人のうち7人(2%)と、10倍になっている。

 ウクライナのキエフにある第3病院の甲状腺専門医のデュミデュク医師によると、この橋本病は、ウクライナでも1994年に12%弱まで上がった。彼は、第3病院で甲状腺を手術したうちの11.7%が橋本病だったという。これは今まではほとんど子どもには見られなかった病気である。

 同病院のステパネンコ医師によると、「この橋本病は甲状腺の病気の中では、とても恐ろしい病気の1つです。この病気にかかっている子どもたちの中には重症な患者がいます」と言う。

 しかし、橋本病の増加とともに恐ろしいのは、1993年の検査で352人中27人が結節性甲状腺腫と診断されたことである。

 ドロズド教授によると、ベラルーシ、ホイニキ地区の1992年の発症率は10万人あたり59人だった。

 その後、1993年いっぱいかかって、ホイニキ地区の5164人の子どもの調査が行われた。そして、甲状腺がんの子どもが8人見つかった。

「これは1993年に見つかった新しいがんの患者です。私たちはホイニキ地区の子どもたち5164人全員を一年間かけて調べて、298人に甲状腺の結節などの異常を見つけ、その子たちの腫瘍が悪性か良性かを調べるために病院に送って、検査したのです。そして検査の結果、悪性の腫瘍、つまりがんだと分かったのが8人だったのです。」と、コルツォフ副院長は言う。

 1994年の調査では、子どもの13.44%に甲状腺肥大、5%に甲状腺縮小、39.7%にそのほかの甲状腺異常が認められた。そして33%が緊急入院を必要とされた。

広河隆一『暴走する原発』小学館 p.160~161

 ジェレス・メドヴェジェフ『チェルノブイリの遺産』みすず書房1992年10月8日5800円

 上級編

うそつき「放射線の専門家」と論争するために勉強するための本

欧州放射線リスク委員会(ECRR)編『放射線被ばくによる健康影響とリスク評価』明石書店2011年11月30日2800円

(紹介)国際放射線防護委員会(ICRP)が放射線の人体への影響は、外部被ばくと内部被ばくで1:1、同じ影響であるとしていることの誤り、内部被ばくの場合各臓器に平均的に放射性物質が蓄積することの誤りを指摘。ICRPの放射線防護モデルは300倍、場合による1000倍過小評価されていると指摘。

中川保雄『<増補>放射線被曝の歴史―アメリカ原爆開発から福島原発事故まで』明石書店2011年11月20日2300円

(紹介)国際放射線防護委員会(ICRP)の設立までの経過を紹介

小児甲状腺がん・子どものがん編

菅谷昭『新版チェルノブイリ診療記―福島原発事故への黙示』新潮文庫2011年7月1日400円

武市宣雄、星正治、安井弥『放射線被曝と甲状腺がんー広島、チェルノブイリ、セミパラチンスクー』渓水社2011年8月20日1500円

綿貫礼子+「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク『誕生前の死―小児ガンを追う女たちの目』藤原書店1992年7月30日2516円

ジェセフ・J・マンガーノ『原発閉鎖が子どもを救う乳歯の放射能汚染とガン』緑風出版2012年2月15日2600円

 ジェイ・マーティン・グールド『低線量内部被曝の脅威―原子炉周辺の健康被害と疫学的立証の記録』緑風出版2011年4月15日5200円

 長山淳成『胎児と乳児の内部被ばく』緑風出版2013年7月10日2400円

 内部被ばくを考える市民研究会『ベラルーシ・プロジェクト報告』内部被ばくを考える市民研究会2013年7月13日改訂版700円