内部被ばくについて、自主的に学習し、周りの方々に広めていくための会
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2017年3月

3月例会のお知らせ 2017年3月18日(土) 13:30~16:00(+1時間) 浦和コミュニティーセンター 南ラウンジDE(PARCO 9階)

[ 2017年3月18日; 1:30 PM to 4:30 PM. ] 3月例会のお知らせです。 日 時 3月18日(土) 13:30〜16:00(17:00まで延長の可能性あり)場 所 浦和コミュニティセンター 南ラウンジDE (浦和パルコ9階)参加費 会員の方300円    一般参加の方600円    高校生以下は無料 1.  東京第一原発の現状 2号機格納容器内調査、1号機格納容器内調査 報告:川根 眞也 2.  3.11甲状腺がん子ども基金66名に手のひらサポートを給付。 東北、関東に広がる甲状腺がん 報告:川根 眞也 3 福島からの区域内避難者、福島からの区域外避難者(年間5ミリシーベルト相当)、福島県内外からの自主避難者。3つの避難者の避難の権利の問題。 報告:川根 眞也 4 広島、長崎の被爆者援護法と原爆症認定の問題。 報告:堀本秀生 <休憩> 5. 食品の放射能汚染の現状 報告:川根 眞也 6.  会員の意見交流  ※この後、懇親会もあります。聞きたくてもみんなの前には聞けなかったことも質問できます。参加費、実費です。 ※諸事情によりプログラムが変更になる場合があります。 ※ 当日はツイキャス中継もしますので、会場に来れない方は是非、視聴参加ください。 http://twitcasting.tv/naibuhibakushim/show/ こちらでは、生中継の他、過去の動画を見ることも出来ます。 聞き逃した情報などもチェックしてみてください。 それでは、沢山のご参加をお待ちしています。   ※ 「内部被ばくを考える市民研究会」の新年度会員受付中です。 会員の特典   1 内部被ばくに関する会員同士の情報交換……メーリングリストへの参加、投稿 2 月1回の例会……会員の方 資料代300円、一般の方600円。ツィキャスでの動画配信もあります。 3 月1回の例会資料pdfのダウンロードサービス。新聞記事、原発関連の情報などを整理したもの。全800ページ前後。  ジャンル①東京第一原発の現状②核をめぐる問題③原発再稼動④内部被ばく⑤被災地 福島 4 月1回 内部被ばく通信 毎月6日発行 【内部被ばくを考える市民研究会 会員登録フォーム】 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdXLtsOxEIMBt3whoCEO4UH8hGj2_yQbRsspI3dle9MZmJZEg/viewform 【お問い合わせ】entry.naibu@gmail.com 内部被ばくを考える市民研究会事務局 内部被ばくを考える市民研究会

川根眞也先生請演会 原発事故から6年後の放射能のこと 2017年3月30日(木) 10:00 滋賀県野洲市

[ 2017年3月30日; 10:00 AM to 3:00 PM. ] 川根眞也先生講演会 原発事故から6年後の放射能のこと 2017年3月30日(木) 10:00 滋賀県野洲市  原発事故から6年がたちました。今どうなっているのかなかなか伝わってこないように思います。そこで埼玉の理科の先生、川根先生をお迎えして、原発事故の現状、内部被ばくや食や給食のことを主なテーマこして学習しようこ企画しました。滋賀では初めての講演会です。午前中は先生のお話です。質問時間をたっぷり設けます。被ばくの話がはじめての方も安心してご参加下さい。 【日時】 2017年3月30日(木) 開場9時半 開演10時~                 午後13時~ 座談会 ~15時 【場所】 コミュニティーセンター野洲 2階研修室1、2 先着60名      JR野洲駅南出口 京都方面へ線路沿い 徒歩5分 駐車場あり。 【参加費】 500円 ☆午後は座談会形式の質問タイムです。15時位の終了を予定しています。お昼ご飯をご持参下さい。★育児スベースを設けますので敷物や音の鳴らないおもちゃなどご持参ください。★アースキッチンたまやさんの特製デトックス弁当 850円 注文承ります(申し込み締め切り 2017年3月22日)☆資料準備のために参加される方は前日までに予約して下さるとありがたいです。【主催】 ネツトワーク あすのわ【連絡先】mail: asunowa_kouenkai あっとま―く yahoo.co.jp     あっとまーくを@にかえて下さい。【電話】 080(6106)9401     なるべくメールがありがたいです。事務局には担当が不在ですので上記にご連絡下さい。 川根員也先生プロフィール▲内部被ばくを者える市民研究会代表▲ 「丼戸川裁判(福島被ば<訴訟)を支える会」共同代表▲埼玉県公立中学校理科教師★3.11原発事故直後、勤務先の学校のガイガーカウンタで放射線量の急上昇を測定したことがきつかけで、今起きている原発事故と放射能汚染の問題について、調査。研究を始めた。★2011年8月「内部被ば<を考える市民研究会」を立ち上げ、代表をつとめる。以来、毎月一回の定例学習会を続けて、最新情報の分析をし、各地で講演。(親子向けも)http://www.radiationexposuresociety.com/★教科書の副読本問題では文科省交渉にも参加。「井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会」の共同代表に就任。*前双葉町の井戸川克隆氏が国と東京電力を相手に起こした裁判★1ミリシーベルト=0.23μシーベルト/hの式のごまかしを、いち早く指摘するなど、科学的でわかりやすいお話には定評あり。測定・給食。医療と検診・健康被害など…川根先生の関心・行動の範囲は幅広く、親しみのある気さくなお人柄は、放射能を気にするお母さんたちをはじめ誰からも頼りにされている。  

奈良市民放射能測定所4周年記念講演『3.11から6年、被ばくの今と測定所の課題』2017年3月26日(日) 14:00 奈良県奈良市

[ 2017年3月26日; 2:00 PM to 4:10 PM. ] 奈良市民放射能測定所 4周年記念セレモニー 第4回会員総会&講演 【日時】 2017年3月26日(日) 13:15~ 会員総会                 14:00~16:10 記念講演&トークショー 【記念講演】3.11から6年、被ばくの今と測定所の課題 お話の内容(予定)①隠されている放射能汚染◦いまだ終わっていない原発事故◦東日本、とりわけ関東圏の汚染と被ばくの現況◦政府の帰還強制・住宅支援打ち切りなどによる“避難者ゼロ=復興”の棄民政策◦食品汚染の状況と汚染食品の流通拡大の危険性 ②明らかになってきた健康被害◦福島県の甲状腺がんの多発と近隣他県への広がり及び健康被害の増加◦チェルノブイリ事故から30年後のウクライナの人々の健康状態 ③放射能からの命の守り方◦移住・保養・健診の効用◦給食の安全と汚染食品摂取の回避◦測定の継続 【講師】川根 眞也さん(「内部被ばくを考える市民研究会」代表) 【参加費】会員300円・一般500円(資料代) 【会場】 奈良市西部公民館(西部会館内)奈良市学園南3丁目1‒5 【お問い合わせ】奈良・市民放射能測定所 ☎0742‒81‒8458(火・木・日の10:00~16:00) ☎090‒6059‒5202(辻本) 【申し込み】会場の収容人数に限りがありますので、講演会参加をご希望の方は、あらかじめ下記までご連絡ください。その際、川根先生へのご質問もあわせてお寄せください。E-mail:naracrms@gmail.com

真宗高田派南松寺講話「私たちのからだを放射能から守るために今、できること~関東の放射能汚染の状況と食品の放射能汚染~」  講師 川根眞也 先生 2017年3月20日(月) 14:20

[ 2017年3月20日; 2:20 PM to 3:20 PM. ] 真宗高田派南松寺講話 「私たちのからだを放射能から守るために今、できること~関東の放射能汚染の状況と食品の放射能汚染~」   【講師】 川根眞也 先生  【日時】 2017年3月20日(月) 14:20~15:20 【場所】 南松寺 本堂  東京都練馬区春日町4-25-13 【会費】 無料 【申し込み】真宗高田派 南松寺  お申し込み先 TEL 03-3998-0707     ※尚、当寺の紹介や勧誘は一切行いません。ご興味のある方は宗派問わずどなたでもお越しください。

事故から6年 講演会『福島の今と隠された放射能汚染』 講師:川根眞也 岐阜市・関市 2017年3月11日 13:30

[ 2017年3月11日; 1:30 PM to 3:30 PM. ] 事故から6年 講演会『福島の今と隠された放射能汚染』  ・多発する小児甲状腺がん ・避難指示解除 ・『自主避難者住宅支援』打ち切り ・東京オリンピックとパラリンピック 【講師】川根眞也      ・埼玉県公立中学校の理科の先生 ・2011.3.11から原発事故について調査・発信 ・「内部被ばくを考える市民研究会代表」 【日時】2017年3月11日(土) 13:30~15:30 【会場】ワークプラザ・関(岐阜県関市平和通6-11-1/ TEL 0575-22-2216)*駐車はアピセ関(ワークプラザの西100m)へ 【主催】さよなら原発みの・せき・かも連絡先 090-1748 -7191(倉知・河田) E-mail : remember.fukushima.3.11@gmail.com  

福島の魚、基準値超えゼロ 朝日新聞 2017年3月8日朝刊23面

 朝日新聞がまたまた、「福島食べて応援」の犯罪的記事を掲載しました。この新聞は脱原発でもなんでもないです。「獅子身中の虫」(しししんちゅうのむし)です。  2012年1月19日朝日新聞朝刊の『福島の食事、1日4ベクレル 被曝、国基準の40分の1』に並ぶ、犯罪的な記事です。「福島、食べて応援」の悪しき宣伝の典型と言えます。以下の資料に朝日新聞の同記事を掲載しました。 『東京第一原発事故前の放射性物質の降下物の最高値と、大人が1日食品から取った放射性物質の最高値』 投稿日:2014.05.28 | カテゴリー:内部被ばくと健康被害, 資料 『福島の魚、基準値超えゼロ』(朝日新聞 2017年3月8日朝刊23面)、全文を転載します。   (東日本大震災6年)食と観光 福島の魚、基準値超えゼロ 2017年3月8日05時00分 朝日新聞 試験操業でとれた魚介類の流通<グラフィック・野口哲平>   福島県沖でとれた海産物の放射性物質濃度検査では、国の出荷制限の基準値を超えた検体は年々減り、昨年は事故後初めて、一年を通して基準値超えがゼロになった。東京電力福島第一原発事故の影響で、福島県沖では小規模な操業と販売を行う試験操業が続く。東京で経営する店のメニューに試験操業でとれた魚を加え、復興を後押しする福島県出身の男性もいる。  ■アンコウ鍋、東京のお店に  2月16日、東京・秋葉原近くの岩本町の料理店「四代目庄次平(しょうじへい)」の店先にアンコウがつるされていた。店を経営する佐藤武信さん(54)が肝を外して皮をはぎ、手際よくさばく。前日に福島県のいわきで水揚げされた5・5キロのアンコウだ。  佐藤さんはいわき市出身。いわきで水揚げされた魚を買い付け、都内の飲食店に卸す仲買人をしていた。しかし、原発事故の影響で、仕事のめどが立たなくなった。  震災から1カ月後、妻と息子と上京。得意先の飲食店に注文された魚を築地で仕入れ、納める仕事を始めた。だが、震災前と違って「福島・小名浜の魚」という「強み」がなくなり悩むうち、「復興のために地元福島の魚や酒を出す店をつくりたい」という思いが日増しに強くなった。  2015年6月、岩本町の店舗を借りた。店の名は実家の屋号「庄次平」と、14年前に亡くなった4代目の父にちなんでつけた。魚を納める仕事を続けながら、店に立つこともある。ヒラメの刺し身やヤナギガレイの一夜干しなど、週に2、3回は福島でとれた魚を店に出す。酒も福島の蔵元の銘柄を数多くそろえている。  アンコウをさばいた翌日、常連客4人に声をかけ来店してもらった。身や肝、皮を入れたみそ仕立ての鍋に、客は「身がぷりぷり」「肝がとろっとしていて甘い」と舌鼓を打った。長久保あかねさん(44)は「福島のものを食べることで、復興を応援したい」。  カウンターとテーブルで30席の店の家賃や調理機器などのリース代として毎月約40万円を支払う。料理長らに払う人件費などもあり、経営は楽ではない。だが、地元福島の魚を食べて「おいしい」という客の声に手応えを感じているという。佐藤さんは「福島の魚で勝負したい。早く震災前の水揚げに戻ってほしい」。  ■放射性物質、魚種ごと検査  佐藤さんが店で出したアンコウは15日に試験操業で水揚げされた。  この日未明、いわき市漁業協同組合などから、底びきや固定式刺し網漁の漁船など80隻以上が出漁。午前7時、水揚げ港の一つであるいわき市久之浜漁港に漁船が戻ってきた。大きなたるの中にはアンコウやヒラメ、タコ……。水揚げは9トンほどだった。漁師の一人は「きょうは結構揚がった」と満足げだ。  水揚げされた魚は次々と市内にある小名浜魚市場に運ばれ、魚種ごとに仕分けられた。魚種ごとに1匹ずつ検体が市場内の検査室に持ち込まれる。ミンチにした魚を検査機器にかけ、放射性物質濃度を調べる。  検査の結果、基準値超えした検体はゼロだった。  翌16日午前6時。競り開始のベルが、いわき市中央卸売市場に鳴り響いた。ここから、県内外の市場に魚が送られる。「ヒラメは関東で、アナゴは仙台で人気が高いんですよ」と、元卸・いわき魚類の金成裕司さん(56)。メヒカリやヒラメは震災前より値段がよいときもあるという。金成さんは「まずは福島県産の魚を食べてもらい、リピーターを増やしていくしかない」。  ■試験操業対象、97種類に拡大  福島県は国のガイドラインに基づき、福島県沖でとれる海産物の放射性セシウム濃度の調査を続けている。国の基準値(1キロあたり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出される検体は年々減り、2015年4月以降は調べた検体全てが基準値を下回り、16年は通年でゼロになった。  原発事故後、福島県漁業協同組合連合会(県漁連)は福島県沖での沿岸漁業を自粛しているが、12年6月に試験操業を開始。小規模な操業と販売で出荷先での評価を調査するのが目的だ。県の調査で放射性セシウムが安定的に基準値を下回る魚種を選び、当初3種類だった魚種は97に拡大した。  県漁連は、万が一にも基準値超えの魚が出荷されないよう、国より厳しい1キロあたり50ベクレルという基準値を設けて自主検査している。  試験操業による水揚げ量は震災前の1割程度にとどまっている。県漁連の野崎哲会長は「全面操業再開には、出荷制限がなくなることが前提」と話す。現在、安全性が確認されていないスズキなど12種が出荷制限の対象となっている。12種の中には検体確保が難しいケースもあり、全面操業再開には乗り越えなければならない壁が残っている。(沼田千賀子、浅野真)  ■(記者後記)安心も売り込みを 文化くらし報道部・浅野真  いわき市での取材中、スーパーの魚売り場や生鮮みやげ物店に立ち寄った。並ぶのは保存のきく干物や冷凍品がほとんど。生鮮魚もあるが、ほとんど他県産だ。地元産の魚が入らないことが多いという。暖流と寒流がぶつかるいわき市沖のヒラメなどは、「常磐もの」として市場で高く評価されてきただけに寂しい光景だった。  本格操業再開への大きなポイントは、いかに消費者に安心して買ってもらえるかにかかっている。水揚げされた魚の放射性物質の測定も丁寧にやっており、安全性は確実に回復している。こうした「安心」情報をセットに売り込みをかければ、販路は広がると思う。私たち消費者もそれに応えたい。だって、魚はおいしいんだから。  ■増える訪日客、東北は伸び悩む  1月下旬、宮城県南三陸町。太平洋に臨むリゾート施設「ホテル観洋」に、米国などの外国人を含む約300人が集まった。東日本大震災の経験や教訓の「語り部」を、どう活用するか考えるフォーラムだ。  ■語り部を養成  観洋は最近、津波にさらされて骨組みだけが残った南三陸町の防災対策庁舎など、震災遺構を回る「語り部バス」に力を入れている。いまは外国語対応も急ぐ。英語圏からの来訪者には、担当課長の倉橋誠司さんが通訳する。中国出身の従業員にも、語り部になってもらうべく研修中だ。昨年5月にはインバウンド課をつくり、ホームページは中国語や韓国語にも対応、レストランには英語メニューを加えた。  取り組みの結果、昨年の外国人宿泊者数は340人となり、前年の3倍に伸びた。それでも全体の1%ほどで、伸びる余地はまだある。  東北の旅館やホテルは、訪日客の取り込みに懸命だ。だが、震災や原発事故の負のイメージが消えず、ある自治体の観光担当者は「せっかく東北に来てもらっても、仙台空港から宮城の松島に寄った後は、世界遺産がある岩手の平泉に直行してしまう」と嘆く。  足止め策のひとつとして注目され始めているのが、逆に震災を伝えて人を呼び寄せる語り部の活用だ。フォーラムを共催した観洋のおかみ阿部憲子さんは「カタリベを外国語でも普及させ、多くの人に東北に来てもらえれば」と語る。  観光庁によると、全国の外国人宿泊延べ人数は2016年が6407万人で、震災前の10年の2・5倍。一方、東北6県は11年に前年の半減以下の18万人に落ち込んだ後、15年まで震災前の水準に戻らず「東北の一人負け」(村井嘉浩・宮城県知事)だった。16年は64万人に増えたが、まだ震災前の1・3倍だ。  政府は、東北の外国人宿泊延べ人数を、東京五輪・パラリンピックがある20年に150万人にする目標を掲げる。17年度予算案では複数県をまたいだ集客策に取り組む自治体に33億円の交付金を用意。ほかにも海外への広告・宣伝費10億円を計上した。  ■国内客も苦戦  ただ、日本人の宿泊も、東北は全国より伸びが低い。震災直後は各地からボランティアなどが訪れたが、13年以降は低迷。帝国データバンクが調べた震災関連の倒産状況では、震災から6年で倒産した業種のトップはホテル・旅館業の120件だった。  太平洋沿岸の旅館やホテルは、水産業者の重要な取引先でもある。観光復興の成否は、沿岸の地域経済を左右するとも言える。(加藤裕則、編集委員・大月規義)        

『液体ミルク』を全国に 福島乳業・岩沢俊夫会長に聞く 福島民友 2016年12月21日

『液体ミルク』を全国に 福島乳業・岩沢俊夫会長に聞く 福島民友 2016年12月21日  乳児用液体ミルクの事業化に向けた検討を始めた福島乳業(福島市)の岩沢俊夫会長(67)=写真は20日、福島民友新聞社の取材に応じ、事業化の意義について語った。  ―なぜ液体ミルクの事業化を目指すのか。  「(粉ミルクと比較して)手間がかからず、働く女性からの要望が強い。災害時などにも使用できる利点がある。福島から旗上げし、これから専門家を集めて事業化に向けて知恵を凝らしていく。さらにこの動きを全国に広げたい」  ―福島で行う意義は。  「当社は学校給食用の牛乳などを製造しており、常に社会貢献を念頭に置いている。(政府で解禁の議論が進む)液体ミルクを広げるにはまずは誰かが動きだす必要がある。(震災や原発事故があった)福島だからこそ挑戦できる環境があると思っている。事業化が実現すれば地域の刺激となるだけでなく、発信力も高まると期待している」  ―粉ミルクが普及している現状については。  「国内は粉ミルクで子育てする仕組みができているが、海外では液体ミルクも普及している。基本的には(賞味期限の長い)ロングライフ牛乳と同じ。将来的には自分たちだけで事業化するのか、それとも連携して事業化するのか。それも含め、まずは自分たちで動きだしたい」 いわさわ・としお 神奈川県鎌倉市出身。2010(平成22)年から福島乳業社長、今年4月から会長。デンマークヨーグルト会長。

《ラボ・アスナロ連続講座22》「放射能汚染は関東に広がっている」講師 川根眞也さん(内部被ばくを考える市民研究会) 2017年3月19日(日) 東京都板橋区

[ 2017年3月19日; 1:30 PM to 4:30 PM. ] 《ラボ・アスナロ連続講座22》 ご案内 「放射能汚染は関東に広がっている」 ー放射能の影響は福島だけなのか。 私達の住んでいる関東はどうなっているのか。共に考えていこう― 講師 川根眞也さん(内部被ばくを考える市民研究会)  埼玉県公立中学校の理科の教諭。2011年3月11日から地震と原発事故のことを独自に調べ、発信している。「福島第一原発事故と放射能~内部被ばくを避けるために~」講演活動を続けている。  3.11福島第一原発事故から、6年の歳月が過ぎようとしているが、収束の目途はたたず、それどころか度重なる大地震は、人々を再び恐怖に陥らせている。1986年に起きたチェルノブイリ原発事故は世界最悪の事故だった。事故後、原子炉は「石棺」で覆われていたが、老朽化による放射能漏れが心配されていた。事故後30年が経過した今年11月29日に「石棺」を更に巨大な鋼鉄製シェルターで覆った。これは、100年耐用のものとして作られた。しかし、福島第一原発は、未だに、どのようにして放射能放出を防ぐかも見通しがたたない。もうすでに、福島だけの問題ではなく、日本中・世界中に放射能はばらまかれている。その中にあって、あたかも、福島原発事故は、忘れさられようとしているが、今一度、関東の住む私達は福島原発事故について、放射能の拡散について考えていかなければならないのではないだろうか。 【日時】  2017年3月19日(日)pm1:30~16:30              資料代500円【場所】  オープンスペース・アスナロ(東京都板橋区大谷口上町1-3) 【主催】  NPO法人放射線測定室アスナロ 連絡先  TEL 03-5995-4230  牛崎       http://lab-asunaro.jp    E-mail sokutei@lab-asunaro.jp  福島原発事故からもうすぐ6年になろうとしていますが、原発事故は収束していません。その中で今最も心配されているのが内部被ばくです。チェルノブイリ級の放射線量が世界中にばらまかれ、日本列島が汚染されてしまいました。東電もそして政府も国民を守ってくれない中で、市民が放射線量を測定し、市民の健康を守っていかなければならない時代に突入しました。どうぞ、放射線測定室アスナロをご活用下さい。そして安心安全な食品で健康を守っていきましょう。何よりも未来を担う子どもの命と健康を守っていきたいものです。また農産物を生産されている農家の皆さんも放射線量が大変心配のことと思います。測定室を活用して、安心安全な農産物を提供して下さることは消費者との連帯の輪を大きくしていくことと信じています。どうぞ放射線測定室アスナロをこれからもよろしくお願いいたします。 お電話でのお問い合わせはこちら(受付時間 AM10:00~17:00まで)

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