《ラボ・アスナロ連続講座22》 ご案内

「放射能汚染は関東に広がっている」

ー放射能の影響は福島だけなのか。
 私達の住んでいる関東はどうなっているのか。共に考えていこう―

講師 川根眞也さん(内部被ばくを考える市民研究会)

 埼玉県公立中学校の理科の教諭。2011年3月11日から地震と原発事故のことを独自に調べ、発信
している。「福島第一原発事故と放射能~内部被ばくを避けるために~」講演活動を続けている。

 3.11福島第一原発事故から、6年の歳月が過ぎようとしているが、収束の目途はたたず、それ
どころか度重なる大地震は、人々を再び恐怖に陥らせている。1986年に起きたチェルノブイリ原発
事故は世界最悪の事故だった。事故後、原子炉は「石棺」で覆われていたが、老朽化による放射能漏
れが心配されていた。事故後30年が経過した今年11月29日に「石棺」を更に巨大な鋼鉄製シェ
ルターで覆った。これは、100年耐用のものとして作られた。しかし、福島第一原発は、未だに、
どのようにして放射能放出を防ぐかも見通しがたたない。もうすでに、福島だけの問題ではなく、日
本中・世界中に放射能はばらまかれている。その中にあって、あたかも、福島原発事故は、忘れさら
れようとしているが、今一度、関東の住む私達は福島原発事故について、放射能の拡散について考え
ていかなければならないのではないだろうか。

【日時】  2017年3月19日(日)pm1:30~16:30
              資料代500円
【場所】  オープンスペース・アスナロ(東京都板橋区大谷口上町1-3)

【主催】  NPO法人放射線測定室アスナロ 連絡先  TEL 03-5995-4230  牛崎

      http://lab-asunaro.jp    E-mail sokutei@lab-asunaro.jp

 福島原発事故からもうすぐ6年になろうとしていますが、原発事故は収束していません。その中で今最も心配されているのが内部被ばくです。チェルノブイリ級の放射線量が世界中にばらまかれ、日本列島が汚染されてしまいました。東電もそして政府も国民を守ってくれない中で、市民が放射線量を測定し、市民の健康を守っていかなければならない時代に突入しました。どうぞ、放射線測定室アスナロをご活用下さい。そして安心安全な食品で健康を守っていきましょう。何よりも未来を担う子どもの命と健康を守っていきたいものです。また農産物を生産されている農家の皆さんも放射線量が大変心配のことと思います。測定室を活用して、安心安全な農産物を提供して下さることは消費者との連帯の輪を大きくしていくことと信じています。どうぞ放射線測定室アスナロをこれからもよろしくお願いいたします。

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