内部被ばくについて、自主的に学習し、周りの方々に広めていくための会
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2016年11月

放射能の基礎知識 人工放射能はなぜ危険か?

放射能の基礎知識 人工放射能はなぜ危険か?                                2016年11月23日記 <川根の問題意識>  政府や福島県県民健康調査検討委員会の「放射線の専門家」は、「福島県のこれくらいの放射線量では、がんは増えない。」「発見されている小児甲状腺がんは、スクリーニング検査(原発事故当時0~18歳までの子どもたちすべてを対象にした検査)だから、見つかっている。原発事故の放射線の影響ではない。」と言っています。  福島県の放射能汚染を、すべて空間線量率(マイクロシーベルト/時)で判断し、自然放射線と比べるというやり方で、「これくらいの放射線は大丈夫」としています。  彼らは、食べ物の中にも、カリウム40や炭素14などの自然放射能があり、それによる被ばくが年間0.99ミリシーベルト、大地から出てくる放射性ガスのラドン222、トロン220などによる被ばくが年間0.48ミリシーベルト、宇宙からの放射線などを合わせて、年間2.1ミリシーベルトの被ばくをしている、と解説しています。  この自然放射線で年間2.1ミリシーベルト浴びているのだから、この原発事故で1ミリシーベルト浴びても健康に影響があるはずがない、という論調です。これは、放射性物質の種類(核種)を無視した暴論です。そして、「自然放射能より少ない」、のではなくて、「自然放射能に追加1ミリシーベルト」であることを隠しています。地球上の生物はやっとのこと自然放射能に耐えているのに、更に追い討ちをかけるように、大気圏内核実験や原発事故の放射能に身体を蝕まれているのです。  更に、東京~ニューヨーク間を航空機で往復すると、1回0.11~0.16mSv。胸部CTスキャン1回 2.4~12.6mSv、胸部X線検査が1回 0.06mSvなどを事例に挙げて、今回の原発事故後の放射能汚染状況と比較して、こんなに少ない被ばくなのだ、と説明しています。これも追加被ばく、と考えるべきです。  原発事故で放出された放射性物質(以後、簡単に放射能と呼びます)を、航空機利用や、CTやX線と比較して、「これくらいの放射線は安全」という強烈なキャンペーンが行われています。  福島県では、「放射能が怖い」という言葉すら口に出せない雰囲気が作られています。  しかし、2006年に政府の機関、原子力安全・保安院が作った資料にはこう書かれています。 放射線業務従事者の1人たりの平均線量は ・90年代以降平均線量は1mSv/年付近で推移 ・90年代以降最大線量は30mSv/年を下回っている。(以下、グラフ 放射線業務従事者の1人たりの平均線量 単位 mSv/年 参照)  つまり、年間1ミリシーベルトの被ばく労働ですら、労働者として管理すべき、できれば、もっと下げなくてはならない、という認識なのです。ちなみに、スウェーデンでは年間0.5ミリシーベルトを達成しています。原発労働者でもない、子どもたちが年間1ミリシーベルト追加被ばくすることの異常を日本政府や福島県、各自治体の首長は理解しているのでしょうか。原発労働者の20倍の基準、年間20ミリシーベルト以下なら、住民は住めるとして、強制的に次々と福島県の計画的避難準備区域(年間20ミリシーベルト以下)、居住制限区域(年間20ミリ超え50ミリ以下)、帰還困難区域(5年後も年間50ミリ超え)に住民帰還を進めています。これも自然放射能+年20ミリシーベルトや、+年50ミリシーベルトです。福島県民には、一般人の被ばく許容線量、年間1ミリシーベルトは適用されないのでしょうか。前双葉町町長の井戸川克隆氏は「なぜ福島県民には年間1ミリシーベルトは適用されないのですか。福島県民は日本国民ですか。」と復興庁に問うたそうです。福島県は、「自主避難者」(本来は、避難を余儀なくされた人と呼ぶべき)の住宅支援を2017年3月31日で打ち切るとしています。住宅支援を打ち切り、住民を帰還させる基準が20ミリシーベルトだというのです。  以下は、2015年3月1日に常磐線が全面開通した際の福島民報の記事です。ここにこう書いてあります。「常磐道は原発事故による避難区域を通る。政府の原子力災害現地対策本部が昨年10月に実施した調査では、広野―南相馬IC間(49.1キロ)の空間線量率は平均毎時0.71マイクロシーベルトだった。車に乗り法定速度の時速70キロで同区間を通過する際の外部被ばく線量は0.40マイクロシーベルトで、胸部エックス線を1回撮影した場合の約150分の1となる。」「同本部は『健康に影響のない数値』としている。」  果たして、胸部エックス線は無害なのでしょうか。いいえ、けっして無害ではありません。ですから、妊婦の胸部エックス線は厳しく制限されているのです。また、アリス・スチュアート博士はイングランド州とウェールズ州の保健所員の協力を得て、1953年から1955の間にガンで死んだ1674人の子どもの母親全員に詳細な面接調査をおこないました。同時に、同人数の健康な子どもの母親にも同じような面接調査をおこないました。1957年5月までに、1299例―その半分は白血病で、残りは主として主として脳と腎臓の腫瘍であった―の分析が完了しました。その結果、妊娠中に骨盤部に何回かのX線照射を受けた母親から生まれた赤ん坊は、X線照射を受けなかった母親から生まれた赤ん坊に比べて、2倍近くの白血病や他のガンになりやすいことが判明しました(白血病ばかりではないことに注意)。1958年6月に発表した論文で同博士は、妊娠中に受けた医療用X線による被曝は小児ガンの発生率をあきらかに増加させうると結論しました。  X線被ばくが安全であるという前提で、X線の何分の1の外部被ばくだから安全、という議論は暴論であり、事実を歪めるうそです。  川根は、2013年にチェルノブイリ原発事故でもっとも放射能がひどかったとされる、ベラルーシ共和国を訪問し、小児甲状腺がんの診断と治療に関する医師向け研修に同行しました。その際、高放射能汚染地帯のゴメリ州を訪問し、「子どもの家」で現地の医師から地元の子どもたちの健康状況や甲状腺がんの発症状況の話を聞きました。甲状腺がんを摘出した方々(原発事故から27年たっていて、35歳くらいでした)の体験談も聞きました。そこでは、大事なのはセシウム137やストロンチウム90の汚染が土地にどれくらいあるか、であり、日本のように空間線量から被ばく線量を評価して、何ミリシーベルトという話は一切ありませんでした。  ベラルーシ共和国の放射線生物学研究所の方々にも、広島・長崎の原発による被ばくと、今回の東電 福島第一原発事故の人体への健康影響の違いについて、質問しましたが、「何ミリシーベルトではなく、放射性物質の種類(核種)が問題だ」と即答されました。  日本政府、環境省、経済産業省、福島県や各自治体が、現在進めている、「放射線リスク・コミュニケーション」はごまかしです。原発や核爆発で放出される人工放射能であるヨウ素131やセシウム137、ストロンチウム90も、同じベータ線、ガンマ線を出すからと自然放射能であるカリウム40とごっちゃにして、「これくらいは安全」という議論をしています。致命的な欠陥は、放射能による健康被害は、自然放射能を超えた部分から顕著になる、という事実を無視していることです。ですから、人工放射能は少しでも危険、が真実です。  自然放射能の主役である、カリウム40は、半減期が12.8億年と非常に長い時間をかけて崩壊していきます。一方、原爆や原発が産み出す放射性セシウムの、セシウム134は半減期が2年、セシウム137は30年。ストロンチウム90は半減期が29年。人間が命あるうちに急速にベータ線、ガンマ線を出して崩壊していくのです。カリウムは細胞をつつむ細胞膜を作る必須栄養素です。体内に体重60kgの大人で放射性のカリウム40は4000ベクレルほどありますが、これは一定の量のまま、蓄積・濃縮することはありません。それは、地球の長い歴史の中で生命の中で、生命がこのやっかいな自然放射能と付き合うために、必須栄養素カリウムの中の放射性のカリウム40をずっと同じ場所に留めないようにする仕組みを開発しました。それはアトポーシスという、自らの細胞を自ら壊しつつ、一方食事で摂った栄養素から細胞分裂で新しく細胞を作り出すという、新陳代謝を行うことです。カリウム40には7つの代謝経路があるといわれています。  これに対して、セシウム137やストロンチウム90は、1940年代にアメリカが原爆を開発するために、人工的にウランの核分裂を行うことで初めて地球上に誕生した人工放射能です。そして、それは、ニューメキシコ州のアラモゴードでの人類最初の原爆実験(1945年7月16日、作戦名:トリニティ)で地球上に初めてばら撒かれた核種です。同年8月6日広島でウラン型原爆リトル・ボーイが投下され、8月9日長崎でプルトニウム型原爆ファット・マンが投下され、日本は人類最初の核戦争の実験場になりました。セシウム137とストロンチウム90を初めとする人工核種は、この原爆投下という人体実験において全地球規模でばら撒かれました。続くソ連の核実験成功から、米ソは競って大気圏内で核実験を行うようになりました。軍拡競争の始まりです。人類が日常的に放射性物質を体内に取り込むようになったのは、1945年からなのです。たかだか、71年前からのことにしか過ぎません。生命がセシウム137やストロンチウム90を効果的に排出し、有効に対処できないのは当たり前のことです。  事実、セシウム137入りの食品を食べ続けていけば、体内にセシウム137はどんどん蓄積していきます。  川俣町の70代の男性の体内には1万9507ベクレルものセシウム134、137が溜まっていました(毎日新聞 2012年8月22日 )。自然放射能カリウム40ではこれほど蓄積することはありえません。 自家栽培の野菜食べ 福島の男性2人 毎日新聞 2012年08月22日 15時00分(最終更新 08月22日 15時00分)    市場に流通しない自家栽培の野菜を食べた福島県の70代男性2人が、比較的高い1万ベクレル超の放射性物質を取り込む内部被ばくをしていたことが、東京大医科学研究所の調査で分かった。うち1人は約2万ベクレルに達したが、これによる被ばく線量は年0.85ミリシーベルトで、国が設けた食品からの被ばく限度(年1ミリシーベルト)は下回った。調べた坪倉正治医師は「健康被害が出るレベルではないが、自家栽培の野菜などを食べる場合は検査してほしい」と話す。  2人の男性は、同県川俣町と二本松市在住。今年7~8月、内部被ばく量を測定する装置「ホールボディーカウンター」を使い、体内の放射性セシウム(134と137)の量を調べた。その結果、川俣町の男性からは1万9507ベクレル、その妻からは7724ベクレルが検出された。二本松市の男性の内部被ばく量は1万1191ベクレル、妻は6771ベクレルだった。いずれも東京電力福島第1原発事故で放出された放射性セシウムを食品から取り込んだとみられる。  川俣町の夫婦は、同県浪江町の原木で自家用に栽培したシイタケや自宅近くで採ったタケノコ、干し柿などを毎日食べており、シイタケからは14万ベクレルを超す放射性物質が検出された。二本松市の夫婦は、この夫婦からもらった野菜を食べていたという。【河内敏康】  そして、政府や福島県が派遣する「放射線の専門家たち」は、外部被ばくと内部被ばくの人体への影響は、1:1、つまり同じだと主張しています。これは国際放射線防護委員会(ICRP)、電離放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)、世界保健機関(WHO)、国際原子力機関(IAEA)も同じ立場です。この外部被ばくと内部被ばくとが同じ、という立場で、内部被ばくを評価すると恐ろしい結論になります。上記の新聞記事には、「うち1人は約2万ベクレルに達したが、これによる被ばく線量は年0.85ミリシーベルト」とあります。2万ベクレルも体内に放射性セシウムが蓄積しているのに、年間1ミリシーベルトにいかない、これが国際放射線防護委員会(ICRP)を中心とする、放射線防護モデルの致命的な欠陥です。では、彼らの理論に基づくと、どれくらい体内に放射性セシウムが蓄積していれば、年間被ばく線量1ミリシーベルトになるのでしょうか。福島県の第3回県民健康管理調査検討委員会の配布資料にその値が解説されていました(2011年7月24日)。その数値、何と5万1000ベクレルです。5万1000ベクレル、体内に放射性セシウムがあって始めて、年間1ミリシーベルトの内部被ばくをしたことになるのです。  ベラルーシの医師、スモルニコワ・バレンチナさんが来日されて講演した際、命に危険な放射性セシウムの体内蓄積のレベルについて話されています。子どもでは体重1kgあたり20~30ベクレルで医学的な対策が必要、50ベクレル/kgでは危険なレベル、と語っていました。大人でも体重1kgあたり200ベクレルで医学的な対策が必要、500ベクレル/kgでは危険なレベル、と語っていました。  川俣町の70代の男性は、体内に2万ベクレル。彼の体重が60kgだとすると、体重1gあたり333ベクレル。これは、医学的な対策が必要なレベルを超えています。危険なレベルの一歩手前と言えます。川俣町のある方から聞いたことによれば、この男性は2013年の夏に亡くなっています。  国際放射線防護委員会(ICRP)のような、内部被ばく軽視の、放射性物質の種類を無視した、放射線防護理論では、私たちの健康を守ることはできません。  そこで、私は、まず、① 核種による健康影響を考えること。② 放射能汚染マップで食品の汚染度を判断すること。③ 保養の大切さ。を学ぶことを中心にすえた、放射線防護教育の実践に取り組んでいます。更に、福島差別が深刻化する中で、埼玉県民自身が多かれ、少なかれ、被ばくしたのだ、という現実から問題を考えることを提案しています。福島の出来事は他人ごとではない。私たち自身が自分とその子孫の健康をどうやって守るのか、という視点に立った、問題提起が必要である、と思います。  以下は、ウクライナの「非汚染地帯」の親や子どもたちの健康状態と子どもたちの食事の放射能汚染の状況です。1.1ベクレル/kgの食事で痛みや風邪を引きやすい症状が出ています。子どもも大人も放射能入りの食べ物は食べるべきではない、という放射線防護教育を続けていきたいと考えます。

WE21 ジャパン講座 終わらない福島原発事故と放射能汚染 ~ “内部被ばく”を考える~ 2016年11月26日(土)13:30 横浜市

[ 2016年11月26日; 1:30 PM to 4:30 PM. ] WE21 ジャパン講座 終わらない福島原発事故と放射能汚染 ~ “内部被ばく”を考える~ 東日本大震災と東京電力福島原発事故から5 年半が過ぎましたが、今でも放射能は空気中や海水に放出され続け、水、空気・土壌、食などの“内部被ばく”も課題となっています。すでに放射能による影響は福島だけの問題ではなく、私たちの身近なものとなっています。あらためて放射能について学び、“脱被ばく”の意識を高めていきませんか?皆さまお気軽にご参加ください。 ●開催日時:2016年11 月26 日(土)13:30~16:30●講師:川根 眞也 さん(内部被ばくを考える市民研究会 代表)<講師プロフィール>埼玉県公立中学校の理科の教諭。2011 年3 月11 日から、地震と原発事故のことを独自に調べ、発信している。「放射能防御プロジェクト」に参加し、埼玉県、東京都内で「福島第一原発事故と放射能~内部被ばくを避けるために~」講演会活動に取り組む。●会場八洲学園大学 9階 9A 教室<アクセス>・「横浜」駅(東口)から徒歩10 分・横浜市営地下鉄「高島町」駅から徒歩1 分・みなとみらい線「新高島」駅から徒歩5 分・京浜急行「戸部」駅から徒歩5 分 ●資料代:500 円●お問合せ:WE21 ジャパンT el:045-264-9390F a x:045-264-9391E メール:i n f o@we21ja p an. o r g(担当:森田)★お申込締め切り:11/18(金)企画:WE21 ジャパン平和政策チーム/主催:認定NPO 法人 WE21 ジャパン 川根講演会 at  横浜市 20161126

関東の放射能汚染の現実 私たちの体を放射能から守るために、今できること 2016年11月23日(水・祝) 船橋市

[ 2016年11月23日; 1:00 PM to 4:30 PM. ] 11・23学習講演会 関東の放射能汚染の現実 私たちの体を放射能から守るために、今できること お話 川根眞也さん 原発事故から5年半あまり経過しました。まるで事故がなかったような東京五輪の演出。多発する福島の子どもたちの甲状腺がん。「安全・安心」という名の帰還の強制。いま、海の汚染はどうなっているのか。水は、食品は大丈夫なのか。時間とともに情報が少なくなり、真実が隠されています。健康と子どもたちの未来を守るため、私たちにできる何かを考えてみませんか。 日時:2016 年11月23日   午後1時~ 資料代 500 円会場:船橋市勤労市民センター     3 F・第1会議室 (船橋市本町4-19-6) 主催:原発なくせ!ちばアクション/避難プロジェクト@ちば    住 所 千葉市中央区要町2-8DC会館1F     電 話 043 - 202 -7820    Mail chiba20110507@mail.goo.ne.jp    ブログ http://blog.goo.ne.jp/chiba20110507 川根講演会 in 船橋市 2016年11月23日  

内部被ばくを考える市民研究会 第6回総会 11月例会のお知らせ

[ 2016年11月19日; 1:30 PM to 4:30 PM. ] 内部被ばくを考える市民研究会第6回総会、11月例会のお知らせです。 日時:11月19日(土) 13::30~16:30 場所:浦和パルコ9階コミュニティセンター 北ラウンジFG  ★★★いつもと違う場所です。ご注意下さい 内部被ばくを考える市民研究会第6回総会 13:30~14:50 11月例会 15:00~16:30 テーマ 1. 政治をかえる、脱原発、反TPPのうねり 川内原発の再々稼動を止めよう!老朽原発はただちに廃炉に! 2.原発から出た死の灰を自然放射能 カリウム40 と比べてはならない。人工放射能は、自然放射能と違う。 3.食品の放射能汚染の現状 海の放射能汚染、内陸の放射能汚染 4.内部被ばくに関する最新情報 参加費:一般参加600円、会員300円、高校生以下は無料です。 新規会員受付中: http://www.radiationexposuresociety.com/archives/1263   ※この後、懇親会もあります。聞きたくてもみんなの前には聞けなかったことも質問できます。参加費、実費です。 ※諸事情によりプログラムが変更になる場合があります。 ※例会の様子をTwitcasting を使って生中継します。内部被ばくを考える市民研究会のアカウントはこちらです。ぜひサポーター登録&通知設定をお願いします。 【お問い合わせ】entry.naibu@gmail.com 内部被ばくを考える市民研究会事務局 内部被ばくを考える市民研究会 Twitterアカウント @naibuhibakushimツイキャスURL http://twitcasting.tv/naibuhibakushim ツイキャスとは?ツ イキャスは、iPhone、Android、パソコンからライブ中継を見る事ができ、見るだけではなく、自分で撮影した動画を配信する事も出来ます。まだ 使った事がない方は、ヘルプページをご参照ください。  http://twitcasting.tv/indexhelp.php 中継を見逃しても、保存、公開されているものは、後日見る事も出来ます。例会ライブ履歴はこちらから見る事が出来ます。http://twitcasting.tv/naibuhibakushim/show/ どうぞ宜しくお願いいたします。

緊急署名 三反園鹿児島県知事は『脱原発』の公約を守り、定期検査で停止中の川内原発を絶対に動かさないでください 第1次集約:2016年11月30日

脱原発を願う皆様    ストップ川内原発! 3.11鹿児島実行委員会では、新知事誕生以来最大の山場を迎える11月、緊急全国署名をお願いすることに決定いたしました。   「三反園鹿児島県知事は『脱原発』の公約を守り、定期検査で停止中の 川内原発を絶対に動かさないでください。」と題するものです。   いま、川内原発1号機は、10月6日に停止し定期検査がおこなわれ、12月8日が稼働予定とされています。 先の県知事選挙において、三反園知事は「原発に関する諸問題を検討する『原子力問題検討委員会(仮称)』を県庁内に恒久的に設置し、答申された諸問題についての見解をもとに県としての対応を確立していくこと」を表明しました。     これに基づいて、下記3点を、要請事項として列記しています。 1. 公約通り、早急に「原子力問題検討委員会(仮称)」を立ち上げていただくこと。 2. 川内原発1号機および2号機の定検後の再稼働にあたっては、上記検討委の見解(結論)を尊重すること。 3. 上記検討委の設置が遅れ、検討委の見解(結論)が出ていない場合は、九州電力に対し、定期点検後の川内原発1号機および2号機は絶対に稼働させないよう、強く申し入れること。    11月30日1次集約、必着で設定しています。  何卒、宜しくお願いします。   ストップ川内原発! 3.11鹿児島実行委員会 事務局 向原祥隆 〒892-0873 鹿児島市下田町292-1  TEL099-248-5455 FAX:099-248-5457 info@nanpou.com       緊急署名   鹿児島県知事 三反園訓様   三反園鹿児島県知事は『脱原発』の公約を守り、定期検査で停止中の 川内原発を絶対に動かさないでください。     今年7月に行われた鹿児島県知事選挙は、新人の三反園 訓(みたぞの さとし)氏が、現職の伊藤 祐一郎氏に8万票余りの大差をつけて当選を果たしました。  このような選挙結果を導き出した最大の要因は、今年4月に発生した熊本地震後に、『川内原発を即時停止し、再調査・再検証を行う』ことを公約に掲げた『脱原発候補』としての三反園氏に、多くの県民の期待が寄せられたことにほかなりません。そしてその波は、10月に行われた新潟県知事選挙へと波及していきました。  いま、川内原発1号機は、当初の予定通り10月6日に停止し、定期検査がおこなわれています。  先の県知事選挙において、三反園知事と「とめよう原発!かごしまの会」との間で締結した政策合意文書には「③両者は原発に関する諸問題を検討する『原子力問題検討委員会(仮称)』を県庁内に恒久的に設置し、答申された諸問題についての見解をもとに県としての対応を確立していくことを合意した」とあります。私たちは、これを支持します。   これまで三反園知事は、様々な場において「川内原発停止(定期点検含む)後の再稼動については、専門家による入念な点検・再検証を行った上で、安全性を確認する事が必要である」、あるいは「安全性が確認できない原発は動かさない」などと発言されています。原子力問題検討委員会(仮称)を早急に立ち上げ、専門家や慎重派などのメンバーも交えた集中的な論議を行い、その見解(結論)にもとづいて定期点検後の再稼動の判断がなされるものと確信しております。  また、仮に「原子力問題検討委員会」の設置が遅れ、同委員会からの答申が行われていない空白期間においては、論理的には当然「県としての対応を確立」できていないものと解釈でき、再稼働は行われないものと考えます。  以上を踏まえ、三反園知事が『脱原発』の公約を一刻も早く実現して下さいますよう、下記につきまして、宜しくお願いします。 記 1.  公約通り、早急に「原子力問題検討委員会(仮称)」を立ち上げていただくこと。 2.  川内原発1号機および2号機の定検後の再稼働にあたっては、上記検討委の見解(結論)を尊重すること。 3.  上記検討委の設置が遅れ、検討委の見解(結論)が出ていない場合は、九州電力に対し、定期点検後の 川内原発1号機および2号機は絶対に稼働させないよう、強く申し入れること。 お 名 前 住          所                                 (年齢・性別・国籍は問いません。この用紙をコピーして広めて下さい)   署名 取扱団体                                            第1次集約:2016年11月30日(土)必着     *上記個人情報は本目的以外には使用しません。 署名集約先:ストップ川内原発!3.11鹿児島実行員会      〒892-0873 鹿児島市下田町292-1 TEL099-248-5455 FAX:099-248-5457 メール info@nanpou.com 緊急署名 三反園鹿児島県知事は『脱原発』の公約を守り、定期検査で停止中の川内原発をを絶対に動かさないでください 署名用紙 2016 緊急署名 三反園鹿児島県知事は『脱原発』の公約を守り、定期検査で停止中の川内原発を絶対に動かさないでください 2016年

さよなら原発!全国集会 ―川内原発は2度と動かさない― 2016年11月13日(日)鹿児島中央駅東口広場

[ 2016年11月13日; 1:00 PM to 4:00 PM. ] 皆さま   脱原発知事として、全国の注目を集める三反園知事が誕生してやがてひと月になります。 知事は、近日中に、九州電力に対して、川内原発の停止要請をする見込みです。   仮に九電が止めなくても、10/6-12/11の間に川内1号機は定期検査に入り停止します。   ストップ川内原発! 3.11鹿児島実行委員会では、この再稼働を阻止し、そのまま塩漬けにしたいと考えます。   ついては、11月に大規模な全国集会を、鹿児島市において開催することを決定しました。 チラシ等は、別途、でき次第メール送信します。   概略のみ、取り急ぎご連絡いたします。 宜しくお願いします。   ———————————————– さよなら原発!全国集会 ―川内原発は2度と動かさない―   日時 2016年11月13日(日)    1:00-2:00 集会    2:00-4:00 パレード   場所 鹿児島中央駅東口広場 ———————————————- ストップ川内原発! 3.11鹿児島実行委員会 事務局 向原祥隆

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