阿蘇のコシヒカリ農家さんの農地土壌を採取し、阿蘇のコシヒカリの水田土壌を測定させていただきました。
ちくりん舎のゲルマニウム半導体検出器で4時間測定、セシウム134 不検出 検出限界0.91ベクレル/kg、セシウム137のみ検出 2.2±0.57ベクレル/kg検出されました。
阿蘇 水田土壌 997.2g ゲルマニウム半導体検出器 4時間測定 セシウム134 ND(<0.91) セシウム137 2.2±0.57Bq/kg 測定日 2014年6月13日
これはほぼ大気圏内核実験によって降下したセシウム137のみと考えられるほど低い汚染度であると思います。2009年平均の日本全国の土壌0~5cmのセシウム137の汚染度は下記をご覧下さい。熊本県阿蘇市西原村の土壌はセシウム137が38ベクレル/kgでした。
『かつて日本の土壌はどのくらい放射能汚染されていたか?』
http://www.radiationexposuresociety.com/archives/1520
2009年度白米および水田作土のストロンチウム90、セシウム137濃度です。文科省 第52回環境放射能調査研究 成果論文抄録集(平成21年度) p.15~16より。
かつての水田作土セシウム137は3.8ベクレル/kg(石川県金沢)~14.9(新潟県上越)ストロンチウム90は0.2(福岡県筑紫野)~1.6(新潟県上越)。
この資料から、この阿蘇の米農家さんの土壌 セシウム137 2.2ベクレル/kgの水田土壌で作られたお米からは セシウム137が0.001ベクレル/kgも含まれることはない、と考えることができます。
阿蘇のコシヒカリ栽培農家
熊本県阿蘇市
農業者 田中幸博さん
経営規模 水田 264アール
水稲 165アール
飼料稲 70アール
飼料用とうもろこし 14アール
ねぎ 15アール(35アールは条件の良いところを借りて栽培)
合計50アール栽培
繁殖牛 赤毛和種 2頭 黒毛和種 1頭を飼育
たわわに実る阿蘇のコシヒカリ 2014年9月撮影
コシヒカリの刈り取りのようす 2014年9月
このお米は、除草剤を1回だけ使用し、有機肥料で育てた、有機肥料・減農薬の特栽米です。
この阿蘇のコシヒカリを1俵(30kg入りを2つ、玄米です)、郵送料込みで24,500円で販売します。このうち、500円分は、ゲルマニウム半導体検出器で4時間測定した際の検査費用です。クール宅急便の冷蔵配達偽装問題から、宅急便代金の高騰にしているため昨年よりも高くなりました。
数量は残り6俵です。10月26日までに下記のアドレスまでお申し込み下さい。かならず、下記の内容をお書き下さい。また、同様に10月26日までに1俵あたり24,500円をお振り込み下さい。10月末日前後には発送させていただきます。振り込み先は申し込みを確認した際に改めてご案内します。
申し込みアドレス
entry.naibu@gmail.com 内部被ばくを考える市民研究会事務局
申し込み内容
1.氏名
2.メールアドレス
3.申し込み俵数 俵(1俵あたり24,500円)
4.送付先住所
5.電話番号
6.振り込み金額 円(1俵あたり24,500円)
7.振込者名
※ 申し込み者と振込者名が違う場合は必ず7番をお書き下さい。
同じ場合は「1に同じ」で結構です。