いのち・むすびば山梨土壌肥料測定プロジェクトさんが、山梨県の放射能汚染の実態について、調査活動を行い、貴重なデータを公表しています。
山梨県 土壌・肥料測定プロジェクト 放射能汚染マップ いのち・むすびば作成
また、学校給食やきのこなどの農作物の放射能汚染、山梨県内外の土壌汚染の状況についても詳しいデータをまとめています。
この取り組みにヒントを得て、山梨県の学校給食の放射能汚染の状況ときのこ、山菜、たけのこの放射能汚染の状況をまとめてみました。山梨県は学校給食の食材の先行検査(2012/5/7~2012/7/10)では放射性セシウム合計の検出限界 1ベクレル/kg前後で行い8検体から放射性物質を検出しています。しかし、その後の学校給食食材の放射性物質検査では、放射性セシウム合計の検出限界 8.9~11ベクレル/kg前後、更には放射性セシウム合計の検出限界 20ベクレル/kgとなっており、まったく意味のない検査になっています。現状では学校給食の放射能汚染の実態はわからなくなっています。
先行検査のように、放射性セシウム合計の検出限界 1ベクレル/kg前後で学校給食の植栽の検査は行うべきです。
また、野生の山菜やきのこは、その地域での放射能汚染の実態を反映しています。そして、放射能汚染の高い山菜やきのこが取れる地域の山林には立ち入るべきではないと考えます。
山梨県 土壌・肥料測定プロジェクト 放射能汚染マップ いのち・むすびば作成
山梨県 県産きのこ、山菜(野生)、たけのこの放射性物質検査結果一覧 20130715