「福島原発事故から5年 熊本地震から原発再稼働を考える、動き始めた中央構造線」
講演:川根眞也
日時:2016年8月14日(日) 15:00
場所:ニュージーランド、クライストチャーチ
8 Overdale Drive, Cashmere, CHCH
参加費:Donation
問い合わせ:Shinya Kawane 021-1830-443 (8/8~8/14の期間 通じます)
Antonio Yuge 03-337-2662
主催:クライストチャーチからの風
17:00時頃からは、ポットラック(各自飲み物 & 食べ物持ち寄り)で、ユックリとご歓談ください。
ご参加予定の方は、コメント欄にて、ご連絡ください。
尚、日本語のみで、英語通訳の予定はございませんので、念のため。
[講演会のご案内]
2016年7月、川根は熊本現地に行って来ました。熊本地震の現地報告もします。とんでもない、断層が動きました。
島崎邦彦 前原子力規制委員会委員長代理が、「入倉ー三宅式」ではなく、「武村式」で大飯原発の活断層を評価するのが正しいと主張しています。「入倉ー三宅式」とは、想定された断層の面積から地震規模(地震モーメント)を計算式から求めるものです。島崎邦彦 前原子力規制委員会委員長代理は、「地表に対して垂直ないし垂直に近い断層の場合だと、武村式で求めた地震規模の3分の1から4分の1になる」 「西日本の断層は垂直に近く、この入倉ー三宅式の計算式を津波や強い揺れの推定に用いて対策が進められたら、想定外の事故や災害が繰り返される恐れがある」と指摘しています。
伊方原発のたった6km前を走る、中央構造線。伊方原発の建設を申請をした際には、この中央構造線が活断層であることは認められていませんでした。
東電 福島第一原発の深刻な事故は今でも10万人もの人々のふるさとを奪っています。二度と「想定外だった」の言い訳は許されないのです。
熊本地震が示したのは、中央構造線が動き始めた、ということではないでしょうか。熊本地震の現地調査報告とともに、原発の再稼動を考えるお話をします。