東京電力株式会社は、2015年10月5日午後、1号機建屋カバー6枚すべてのカバーを撤去したことを発表しました。公表された資料によれば、2015年10月5日(月)7時40分に最後の6枚目、北1屋根カバーが撤去されたことになっています。

 川根は、1号機建屋すべてのカバーが撤去された後の空間線量率の変化をチェックしようと、いくつかのモニタリングポストの数値を見てみました。その中で、注目していた双葉町上羽鳥モニタリングポストでは11時~14時データが欠損です。どこを見ても欠損の説明はありませんでした。

 原子力規制員会は都合が悪くなると、データそのものを隠すのでしょうか?

 1号機のすべてのカバーが撤去された2015年10月5日の正午前から午後にかけての空間線量率くらいはすべて公表すべきです。