内部被ばくについて、自主的に学習し、周りの方々に広めていくための会
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2014年10月

福井若狭の暮らしと自然を守ろう!西川一誠知事 安全性の十分でない原発の再稼働を認めないで下さい!署名

       福井若狭の暮らしと自然を守ろう!西川一誠知事 安全性の十分でない原発の再稼働を認めないで下さい!署名 広瀬隆さんより  全国のみなさま  広瀬隆です 2014年8月9日にキックオフした「福井県の原発の再稼働を認めないよう西川一誠知事に求める署名」が、県外の人たちも(海外の全世界からも)下記サイトからイン ターネットで参加できるようになっています。 現地では、必死の署名集めが展開されています。http://fukui.jpn.org/ 署名 福井県の方 署名 福井県外の方  鹿児島県の川内原発に次ぐスケジュールで進められているのが、福井県の高浜原発・ 再稼働計画です。  みなさまも、これを傍観せずに、どんどん署名に参加して、「もう動かすな原発! 福井県民署名実行委員会」に送ってください。できれ ば、急いでください! そして、みなさまの周囲の方たちにも広く呼びかけてください。 数が大切です。そして、冷静な意見も・・・ 私見ですが、福井県のような原発立地自治体には、これまで原発推進のための電源三法交付金が支払われてきましたが、原発に代る県内での 新たな産業育成のために、目的と期間を限って、これと同等の交付金が交付されるよう、私たちも経済産業省と国に呼びかけると、私は西川一誠知事に約束しました。まず、原発ゼロの政策を打ち出すことが第一です、と。  ニュース「福井原発再稼働反対の県民署名展開 サイトも開設」下地毅 2014年10月12日03時00分 朝日新聞 福井県版 原発再稼働反対の署名を呼びかけるメンバー=JR福井駅前 原発の再稼働を認めないよう西川一誠知事に求める署名活動が、「もう動かすな原発! 福井県民署名実行委員会」(代表は明通寺住職の中嶌哲演さんら4人)によって進められている。2014年10月11日もJR福井駅前でメンバーらが「一人でも多くの署名を」と呼びかけた。 委員会は、中嶌住職と山本富士夫・福井大名誉教授の呼びかけで発足し、2014年8月9日に「キックオフ集会」があった。安倍政権が前向きな再稼働には地元同意が必要とされている。多くの人に参加を呼びかけるため西川知事への要請内容は「再稼働を認めないでください」の一点とした。 署名を呼びかける対象は、県民だけではなく国民や世界。原発事故や使用済み核燃料の影響は地球規模に達しかねない恐れを重視した。署名集めを担う県内各市町ごとの実行委員会の整備が進められているほか、インターネット上に署名サイト(http://fukui.jpn.org/)も開設された。    

チェルノブイリ原発事故後の日本の牛乳のストロンチウム90、セシウム137による汚染 1988年

 厚生労働省が、全国47都道府県や各市町村の調べた、食品中の放射性物質の検査結果を集約して「月別検査結果」として、公表しています。 厚生労働省 食品中の放射性物質の検査 月別検査結果  この東京第一原発事故前にも、科学技術庁や文科省は、大気圏内核実験やチェルノブイリ原発事故の影響によって、どれくらい食品が放射性物質に汚染されているか、調査してきました。  しかし、その単位は現在、各自治体が調べているベクレル(Bq)の単位ではなく、ミリベクレル(mBq)の単位でです。これは0.001ベクレル/kgの単位まで測定していた、ということです。  現在のように、検出限界が<20ベクレル/kg、<50ベクレル/kgのようなでたらめの検査では、人間に対する健康影響を評価することは不可能です。  食品中の放射性物質の検査を文科省は、以前と同様なレベルでまともに検査すべきです。  1988年、チェルノブイリ原発事故2年後の牛乳がどれくらいストロンチウム90、およびセシウム137で汚染されていたかを示すデータを紹介します。  第31回環境放射能調査研究 成果論文抄録集 昭和63年度(1988年度)科学技術庁    

さつまいもの放射性物質の検査結果 厚生労働省 月別検査結果 2013年9月~2014年8月より

 ※ 文末に、資料pdfをダウンロードできるようにしました。ご自由にお使い下さい。  食品の放射能汚染の実態はどのようでしょうか?厚生労働省には、全国47都道府県各市町村自治体の行った、食品中の放射性物質の検査結果が集中して「月別検査結果」となって公表されています。以下の青が月別の検査件数で、赤がそのうち、放射性物質が検出された件数です。2013年9月は2万8553件の食品が検査され、そのうち1224件の食品から放射性物質が検出されました。ところが、2014年8月になると、2万3676件とさほど件数は変わらないのに、放射性物質が検出された食品の件数はたった622件です。  これは一体どういう訳でしょうか?食品中の放射性物質がなくなったからでしょうか?   厚生労働省 食品中の放射性物質の検査 月別検査結果  事実は、食品中の放射性物質の濃度は原発事故直後から数値は大幅に下がってはいますが、いぜんとして東北・関東の食材からは検出されます。ところが、検出限界を<50とか<25などとして、50ベクレル/kgや25ベクレル/kgを超えないと数値がでない、不検出(ND)とする自治体の検査が横行しているのです。  その中でも検出限界をセシウム134やセシウム137について0.8ベクレル/kg程度まで測定している札幌市の食品中の放射性物質の検査は特筆すべき取り組みです。福島県産のモモはもう安全と、全国各地のスーパーで売られていますが、実態はこのように2~8ベクレル/kgの放射性セシウムを含んでいるのです。                                                        厚生労働省の「食品中の放射性物質の検査について 月別検査結果」の2013年9月分~2014年8月分検査結果から、さつまいもだけを抜き出したものが以下です。依然として、東北・関東の食材が放射能汚染されている実態がわかります。ただし、ここには埼玉県やさいたま市のさつまいもがありません。埼玉県やさいたま市のさつまいもは安全なのでしょうか?    以下が、さいたま市が行っている、市内流通している農作物の放射性物質の検査結果です。2013年9月以降、さつまいもの検出限界がほとんどが<3.5~<11と高くなっていることがわかります。これでは、2.1ベクレル/kg(さいたま市産さつまいも 2012年5月17日採取)や2.4ベクレル/kg(さいたま市産さつまいも 2014年4月25日採取)は検出されないことになります。  埼玉県やさいたま市のさつまいもも、先の関東地方のさつまいもと同じ程度に放射性物質を含んでいると考えるべきです。 まさに、以下の「汚染牧草、早期に刈り取り保管 農水省が指導方針」で赤いぽちぽちに塗られた地域の農地は放射能汚染されている、と考えるべきです。 資料pdf「汚染牧草、早期に刈り取り保管 農水省が指導方針」  食品と暮らしの安全基金の小若順一氏が、ウクライナの調査で、「セシウム137 1.1ベクレル/kgで健康被害」の調査報告を行いました。 子どもの健康被害 放射性セシウム1.1ベクレル/kgから    食品の放射性物質の検査は最低でもセシウム134、137それぞれ1ベクレル/kgまで測定しないと意味はありません。  各自治体の検査、学校給食の食材の検査体制を早急に見直すべきです。 <資料編>ご自由にダウンロードしてお使い下さい。 厚生労働省 食品中の放射性物質 月別検査結果 検出数 2013年9月から2014年8月 さつまいも 厚生労働省 食品中の放射性物質 月間検査結果 2013年9月~2014年8月まとめ 札幌市 食品中における放射性物質の検査結果 20120327~20140925 さいたま市(埼玉県) 食品中の放射性物質の検査 2011年3月24日~2014年9月10日                                      

阿蘇のコシヒカリの農家さんのご紹介 2014

 阿蘇のコシヒカリ農家さんの農地土壌を採取し、阿蘇のコシヒカリの水田土壌を測定させていただきました。  ちくりん舎のゲルマニウム半導体検出器で4時間測定、セシウム134 不検出 検出限界0.91ベクレル/kg、セシウム137のみ検出 2.2±0.57ベクレル/kg検出されました。  阿蘇 水田土壌 997.2g ゲルマニウム半導体検出器 4時間測定 セシウム134 ND(<0.91) セシウム137 2.2±0.57Bq/kg 測定日 2014年6月13日  これはほぼ大気圏内核実験によって降下したセシウム137のみと考えられるほど低い汚染度であると思います。2009年平均の日本全国の土壌0~5cmのセシウム137の汚染度は下記をご覧下さい。熊本県阿蘇市西原村の土壌はセシウム137が38ベクレル/kgでした。 『かつて日本の土壌はどのくらい放射能汚染されていたか?』 http://www.radiationexposuresociety.com/archives/1520   2009年度白米および水田作土のストロンチウム90、セシウム137濃度です。文科省 第52回環境放射能調査研究 成果論文抄録集(平成21年度) p.15~16より。  かつての水田作土セシウム137は3.8ベクレル/kg(石川県金沢)~14.9(新潟県上越)ストロンチウム90は0.2(福岡県筑紫野)~1.6(新潟県上越)。  この資料から、この阿蘇の米農家さんの土壌 セシウム137 2.2ベクレル/kgの水田土壌で作られたお米からは セシウム137が0.001ベクレル/kgも含まれることはない、と考えることができます。 阿蘇のコシヒカリ栽培農家 熊本県阿蘇市農業者 田中幸博さん経営規模 水田   264アール     水稲   165アール     飼料稲    70アール飼料用とうもろこし 14アール   ねぎ     15アール(35アールは条件の良いところを借りて栽培)         合計50アール栽培繁殖牛  赤毛和種 2頭 黒毛和種 1頭を飼育   たわわに実る阿蘇のコシヒカリ 2014年9月撮影  コシヒカリの刈り取りのようす 2014年9月   このお米は、除草剤を1回だけ使用し、有機肥料で育てた、有機肥料・減農薬の特栽米です。  この阿蘇のコシヒカリを1俵(30kg入りを2つ、玄米です)、郵送料込みで24,500円で販売します。このうち、500円分は、ゲルマニウム半導体検出器で4時間測定した際の検査費用です。クール宅急便の冷蔵配達偽装問題から、宅急便代金の高騰にしているため昨年よりも高くなりました。  数量は残り6俵です。10月26日までに下記のアドレスまでお申し込み下さい。かならず、下記の内容をお書き下さい。また、同様に10月26日までに1俵あたり24,500円をお振り込み下さい。10月末日前後には発送させていただきます。振り込み先は申し込みを確認した際に改めてご案内します。 申し込みアドレス entry.naibu@gmail.com 内部被ばくを考える市民研究会事務局 申し込み内容 1.氏名2.メールアドレス3.申し込み俵数   俵(1俵あたり24,500円)4.送付先住所5.電話番号6.振り込み金額      円(1俵あたり24,500円)7.振込者名※ 申し込み者と振込者名が違う場合は必ず7番をお書き下さい。同じ場合は「1に同じ」で結構です。        

パパとママの学習会 内部被ばくの本当の話  川根先生に聞きましょう 10月4日(土)14時 神奈川県藤沢市

[ 2014年10月4日; 2:00 PM to 4:00 PM. ] 『パパとママの学習会』  — 内部被ばくの本当の話 — 川根先生に聞きましょう   原発事故から三年がたちました。事故は収束しておらず、今後の見通しも立っていません。 東京電力福島第一原発から地下を通じて、ストロンチウム90などを含んだ汚染水が流れだしています。今でも毎時1000万ベクレルの放射性物質が空気中に放出されています。 空と海に放出し続けている放射能の人体への影響は大丈夫なのでしょうか? 大地に降り注いだ放射能の影響、野菜、畜産物、海産物への影響はもうないのでしょうか? これは福島だけの問題でしょうか?  講師の川根先生はご自分で放射能を計測され、データーを公表されています。 放射能による内部被ばくの事を正しく知って、私たちが日常生活で注意することやできることを勉強しましょう。  講師: 川根 眞也 先生(埼玉県公立中学校理科教諭) 日時: 2014年10月4日(土) 13時半開場、14時から16時まで 場所: 藤沢カトリック教会 藤沢駅南口徒歩3分 神奈川県藤沢市鵠沼石上1丁目1 〒251-0025 参加費: 一家族 500円 主催: 内部被ばくを考える市民研究会会員 問合先:山野080-5060-3947廣田080-1173-1260 ※  保育はありませんが、お子様連れ可です。  

10/18(土) 10月例会のお知らせ

[ 2014年10月18日; 6:30 PM to 9:00 PM. ] 10月例会のお知らせです。 日 時 10月18日(土) 18:30〜21:00場 所 浦和コミュニティセンター第6集会室(浦和パルコ10階)参加費 会員の方300円    一般参加の方600円    高校生以下は無料 テーマ 1.  参加された方々の意見交流 3人くらいのグループに別れて。18:30~19:00     2.これからの内部被ばくを考える市民研究会のあり方 提案:堀本秀生。19:00~19:40     3.吉田調書を読む 第一原発事故の真実とは何か? 報告:堀本秀生・川根眞也     4.内部被ばくに関する最新情報  ※Twitcastingは19:40~より「3.吉田調書を読む」から中継します。  ※例会の様子を Twitcasting を使って生中継します。内部被ばくを考える市民研究会のアカウントはこちらです。ぜひサポーター登録をお願いします。Twitterアカウントをお持ちの方は、ぜひコメントや質問などを書き込んで参加してください。 http://twitcasting.tv/naibuhibakushim

10/5(日) 9月勉強会(会員限定)のお知らせ

[ 2014年10月5日; 10:00 AM to 12:00 PM. ] 9月勉強会(会員限定)のお知らせです。 日 時 10月5日(日) 10:00〜12:00場 所 市民活動サポートセンターラウンジ(JR浦和駅東口浦和パルコ9階)会員限定です。参加費は無料。 例会に参加された方は、資料をお持ち下さい。

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