2016年12月1日から開始された、民間団体 3.11甲状腺がん子ども基金の「手のひらサポート事業」。第1期 2016年12月1日~2017年3月31日、第2期 2017年4月1日~2018年3月31日を終え、120名の小児甲状腺がんにかかって手術を受けた方、手術を受ける予定の方に、「手のひらサポート」として10万円の給付をしています。さらに、甲状腺の全摘出手術を受け、残った甲状腺の細胞を殺すために、RI治療(ラジオ・アイソトープ治療、ヨウ素131ギガベクレル単位の錠剤を服用)を受けた方に追加の10万円を給付しています。そのRI治療を受けた方は15名。また、再発・転移して再手術を受けた方には追加の10万円を給付しています。その再手術の方は8名。

(1)1都15県の小児甲状腺がんの子どもたち120名に「手のひらサポート」を給付

岩手1名、宮城3名、福島69名(うち8名は県民健康調査検討委以外で見つかった方)、群馬1名、千葉2名、埼玉4名、神奈川4名、東京4名、長野2名、山梨1名、静岡1名、新潟1名、茨城2名、秋田1名(2017年8月2日公表現在)
ほか24名の方(都県名不公表)に給付。RI治療の方に追加10万円給付、15名。再発・転移されて再手術された方に追加10万円を給付、8名。

2018年5月16日発表 3.11甲状腺がん子ども基金

 

(2)甲状腺がんの部分摘出手術を受けて、再発・転移された方は11%。

手術後、再発・転移はありますか? 「甲状腺検査に関するアンケート」集計とまとめ 2017年12月22日

(3)第3期 2018年4月1日~2019年3月31日 給付受付募集中です。2021年までは給付を続ける予定。

募集要項と申請書類はこちらから。