さようなら原発10万人集会
2012/7/16さようなら原発10万人集会ちらしPDF
2012年7月16日(月・海の日

会場:代々木公園 イベント広場・ケヤキ並木・サッカー場

時間:メインステージ
   12:30~  オープニングコンサート
   13:00~ メイン集会(14:00まで)
   13:30~ パレード出発(解散地点:明治公園、他)

   サブステージ
   11:00~15:30ごろまで
   11:00ごろから脱原発・エネルギー関係のブースが出ます。

呼びかけ人:さようなら原発1000万人市民の会
内橋克人、大江健三郎、落合恵子、鎌田慧、坂本龍一、澤地久枝、瀬戸内寂聴、辻井喬、鶴見俊輔

注意事項:
1. 当日はJR「原宿駅」が大変混雑が予想されます。できるだけ「渋谷駅」または地下鉄千代田線「代々木公園」または「明治神宮前」、小田急線「代々木八幡」をご利用ください。

2. 当日は暑さ対策として、帽子、タオル、飲料水のご用意を各自でお願いします。なおゴミも各自お持ち帰りいただいています。

原発はいらない
この声で、代々木公園を埋め尽くそう

 福島第一原発で発生した、世界最大級の過酷事故によって、日本の豊かな自然――田んぼや畑、森、林、川、海、そして雲も空も放射能によって汚染されました。原発周辺で生活していた多くのひとびとは、家も仕事も失い故郷を追われ、散り散りになっていつ帰れるかわからない状態です。福島のみならず、さまざまな地域のひとびと、とりわけ子どもたちやちいさな生物に、これからどのような悪影響がでるのかの予測さえつきません。

 メルトダウン(炉心溶融)とメルトスルー、そして原子炉建屋の水素爆発という、あってはならない最悪事態はいまだ収束されず、圧力容器から溶け出た核燃料の行方さえ把握できない状況です。さらに迫り来る大地震が、原発を制御不能の原爆に転化する恐怖を現実のものにしようとしています。

 それにもかかわらず政府は、電力会社や財界の要求に応じて、やみくもに再稼動を認めようとしています。

 日本に住むひとびとの8割以上が、「原発は嫌だ」と考えています。世界のひとたちも不安を感じています。しかしその思いを目に見える形で表現しなければ、原発を護持・存続させようとする暴力に勝つことはできません。
私たちはいまこそ、日本の指導者たちにはっきりと、「原発はいらない」という抗議の声を突きつけましょう。

 電気はいまでも足りています。さらに節電ができます。いのちと健康を犠牲にする経済などありえません。人間のための経済なのです。利権まみれの原発はもうたくさんです。反省なき非倫理、無責任、無方針、決断なき政治にたいして、もう一度力強く、原発いやだ、の声を集めましょう。

2012年 5月5日 全原発停止の日に
 内橋克人 大江健三郎 落合恵子 鎌田 慧 坂本龍一 澤地久枝 瀬戸内寂聴 辻井喬 鶴見俊輔

要請事項
1. 停止した原子力発電所は運転再開せず、廃炉にする。建設中の原発と建設計画は中止する。
2. もっとも危険なプルトニウムを利用する、高速増殖炉「もんじゅ」と再処理工場の運転を断念し、すみやかに廃棄する。
3. 省エネ、持続可能な自然エネルギーを中心に据えた、エネルギー政策に早急に転換する。