東京第一原発事故の反省もなしに、文科省は『放射線に関する副読本』を全国の小中高に配布し、「これくらいの放射能は安全です」教育を行おうとしています。

 副読本には、外部被ばくについては少し書いてありますが、内部被ばくについてはほとんど記載がありません。内部被ばくについての危険性はまったく書かれていません。

 東京第一原発は事故後1年以上も経った現在でも、放射能を環境中に放出しています。北半球全体に放射能をまき散らしています。事故は収束していません。現在進行中です。事故処理には100年かかるのではないか、という見解すら出てきています。

 日本に生きる子どもたちには、放射能についての正しい知識が必要です。文科省の『放射線に関する副読本』では何も学べないどころか、これまで気をつけていた子どもたちが「もう大丈夫なんだ」と誤解するような内容です。

 良心ある教育者のみなさん、保護者のみなさん、放射線教育の在り方を一緒に考えてみませんか。

 日時:4月14日(土) 14:00~17:00

 場所:かながわ県民活動サポートセンター 402

    (JR桜木町駅西口 徒歩10分)

 主催:放射線教育を考えるネットワーク準備会

 よびかけ:ZENKOかながわ

 連絡先:青島正晴 peaceblue0511@yahoo.co.jp

                             090-4207-9449

 3月21日文科省原子力課と『副読本』問題で交渉を行いました。そのときの記者会見のようすです。

2012/03/21文科省の「放射線副読本」撤回を求める